食品スーパー業界1位の売り上げ【ライフ】、なぜ「普通」に見えて満足度が高いのか?


(写真:サイゾーウーマン)

 関東、近畿で店舗を展開するスーパーマーケット「ライフ」。業界トップの売り上げを誇り、近年は別業態のスーパー「BIO-RAL」も立ち上がるなど新展開を迎えています。実際に「ライフ」で買い物してきました。

目次

【ライフ】とは? 売り上げ日本一の業績

【ライフ】買い物してみた

普通に見えて、実は難しいことをしていた

【ライフ】とは? 売り上げ日本一の業績

  食品スーパーの中で、売り上げ日本一のスーパーマーケットの「ライフ」。ライフコーポレーションのスーパーマーケット事業で、首都圏、近畿圏エリアに限定して305店舗(2024年2月末現在)を展開しています。

 スーパーマーケット事業の2024年2月期の売上高は8094億円。全国主要スーパーマーケットで2位の売上高を持つU.S.M.H(マルエツ・カスミ・マックスバリュ関東の共同持株会社。イオングループ)と1000億円近くの差をつけています。

 しかし実は、23年2月までの1年は営業利益16.5%減(前年比)、経常利益15.5%減(同)と減益。その後、24年2月までの1年で営業収益は前年同期比5.8%増、営業利益26.0%増、経常利益24.6%増と回復しました。

 24年3月以降も既存店の売り上げは前年を上回る好調ぶり。ネットスーパーの拡大、「BIO-RAL(ビオラル)」などのプライベートブランド商品の強化などが、好業績を支えていると指摘されています。

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