最近、巷で流行っているのが、個人の性格を16タイプに分類する「MBTI診断」。自身や身近な人が外向型であるかや直感型であるかなどが知れるこの性格診断は、話題の種になることも多いものです。
しかし、松本京子さん(仮名・32歳)はMBTI診断がきっかけで、彼氏にフラれてしまったそう。娯楽としてではなく、盲目的にMBTI診断を信じる彼にいら立ちもしました。
「MBTIの相性がいいから」との理由で“いいね”をくれた年下男性
婚活目的でマッチングアプリを利用していた、京子さん。普段は年上の人からの「いいね」が多く、年下好きとして歯がゆさを感じていました。
そんなある日、珍しく5歳下の男性・タケシさん(仮名)から「いいね」が! 嬉しくなった京子さんは即、マッチング。2人は毎日、アプリ内のトークで連絡を取り合うようになりました。
なぜ、20代の女の子がたくさんいる中で私に「いいね」をくれたんだろう……。ふと疑問に思った京子さんは、タケシさんに尋ねてみることに。すると、驚くべき返答が。
「平然とした顔で『MBTIの相性がいいからだよ!』と言われました。たしかに私も彼もプロフィールにMBTIを載せていたけれど、そこが重視されるなんて思ってもいなかったのでびっくりしました」
MBTI診断を盲信して彼女の性格を決めつける彼
2人はやがて、交際をスタート。ところが付き合いが長くなるにつれ、デート中にモヤモヤすることが増えていきました。なぜなら、タケシさんはMBTI診断を用いて京子さんの思考や行動を決めつけてきたからです。
「私はINFJ(提唱者型)というタイプで、自分より他人の利益を大切にする性格だとネットには書かれています。彼はそれを鵜呑みにして、困っている人がいると『ほら、INFJの出番だよ!』と言い、見て見ぬふりができない状況に追い込むんです」
また、タケシさんは「INFJは他人をサポートする仕事が適している」とのネット記事を見たようで、京子さんの職業を否定。
「私は人とあまり関わらずに淡々と事務仕事をこなすのが好きなので、今の職業に満足していたのですが、彼は『カウンセラーや介護士になったほうがいいよ! そっちのほうが適職!』とクソバイスしてきました」
配信: 女子SPA!