【町田商店】とは?
国内に147店舗を展開する家系ラーメンチェーン「町田商店」(2024年8月現在)。08年に1号店を東京都町田市でオープンしてから、22年に過去最高の経常利益を記録した、いま拡大中のチェーン店です。
都市部では、「代々木商店」「池袋商店」「四谷商店」のように、地名を冠した「◯◯商店」の店名も多く出店しています。
3月中旬、ラーメン店チェーンの幸楽苑ホールディングスが運営する「幸楽苑」の21店舗を、町田商店を運営する株式会社ギフトホールディングスが承継することが明らかに。閉店ラッシュが報じられている幸楽苑ですが、その跡地に町田商店がオープンするケースがあり、ネット上でも「幸楽苑が町田商店になってる」との声が上がっています。
なお、株式会社ギフトホールディングスは、ガッツリ系ラーメン業態「豚山」と油そば業態「元祖油堂」なども展開し、跡地がこれら業態になるケースもあるもよう。
【町田商店】本店へ行ってみた
町田商店外観(写真:サイゾーウーマン)
実は、「ラーメンなんて日高屋とカップ麺があればいいだろ」と思っている口の筆者。「家系ラーメン」は約10年前一度だけ行ったことがあるものの、威勢の良い店内の雰囲気やトッピングであれこれ乗っける煩雑さが苦手で、以降利用していませんでした。しかし、今回はまっすぐな気持ちで向かい合いたいと思います。
土曜の昼1時過ぎ、町田商店本店へやってきました。看板の「町田商店」の太い筆文字からテンションの高い「圧」を感じて気持ちがひるみます。ドアを開けると、3人組のファミリーが券を購入中。ファミリー層も使える系統だとわかりちょっと一安心しました。
初めてなので王道の「ラーメン」800円を券売機で購入しました。ライスは大学生無料とのこと!
券売機でライス無料を表示(写真:サイゾーウーマン)
土曜の昼時とあって満席。客層は母と娘らしき2人組や、女子大生風のグループ、そしてファミリー客、カウンターは男性一人客という構成です。家系というワードから、ラーメンにこだわりが強い人が無言で食べている店と思っていたので、親子やファミリーはかなり意外でした。
席につくとカスタマイズはどうするのか聞かれます。「初めてなのでわかりません」と素直に伝えると、麺の硬さと味の濃さと油の量を選べると教えてくれました。今回は全部「普通」でいきます。
初心者にもわかりやすい(写真:サイゾーウーマン)
店員に目をやると、女子大生風が3人と線の細い男性が1人という布陣。これまた、いかつい体形の威圧感あるラーメン店主と威勢のいい店員を想定していただけに、良い意味で拍子抜けです。
オーダーを大声で連呼もしないし、なんならちょっと静かなくらい。この雰囲気なら、なじめそうです。
配信: サイゾーウーマン