防臭機能付きの簡易トイレ
東日本大震災の際、Aさん宅では上下水道が止まってしまったそうです。
Aさん:「集合住宅の上階に住んでいるので、無理に流して下の階の部屋に迷惑をかけてはいけないと、トイレを我慢することもありました」
十分な量の簡易トイレを用意して、自分で始末ができるようにしておきたいですね。
簡易トイレの備えは、最低3日分、できれば7日分が推奨されています。「1人1日当たり5回×3日×家族の人数分」が必要と考えると、例えば3人家族なら、5回×3日×3人=45回分になります。
簡易トイレの場合、ゴミの回収が再開されるまで自宅で保管しておかなくてはいけなくなるため、臭いを抑えられるような工夫も必要です。消臭グッズも合わせて用意しておくこともおすすめします。
自宅のトイレとビニール袋を利用した簡易トイレの使い方は防災ニッポンのこちらの記事で詳しく紹介しています。
また、トイレの臭い問題についてはこちらの記事をご覧ください。
ゴミ袋
被災時は、家の中に物が散乱したり、壊れたり、風水害で家の中が汚れたりするなど、家の中を片付けることも多くなります。そんな時に必要になるのがゴミ袋です。
また、簡易トイレの処理をする時にもかなりの枚数が必要になります。普段から家の中に多めに用意しておくことをおすすめします。
ゴミ袋やそのほかのサイズのポリ袋の活用法についてはこちらの記事で紹介しています。
「何通りもの使い道!災害時にはこんなに便利「ポリ袋」活用法」
ほうき、ちりとり
地震でガラスが割れた時にも安全に掃除するアイテムも必要ですが、停電時は掃除機が使えなくなります。ほうきとちりとりは電気を使わなくても使えるため、用意しておきましょう。
災害後の自宅の片付けについてはこちらの記事で紹介しています。
配信: 防災ニッポン