おにぎりをラップで包むのは危険って本当?
おにぎりは、行楽やレジャーのお供の定番です。夏は海やキャンプなどアウトドアに持って行くことも多くなるため、いつも以上に食中毒が心配になりますよね。食べやすいように、おにぎりをラップで包むことが多いと思いますが、そこに危険が潜んでいます。
炊き立てのごはんをラップで握ってそのまま持って行くと、ラップの中に蒸気が溜まり菌が増殖しやすくなるんです。ここでは、雑菌を防ぐための正しい握り方を解説します。
ラップよりもアルミホイルでおにぎりを包むほうが良い?
ラップに比べてアルミホイルはおにぎりとの密着性が低いため、通気性が良く海苔やごはんがべたつきにくいというメリットがあります。ただし実際のところ衛生的に調理したおにぎりであれば、ラップでもアルミホイルでも安全性は同じです。
どちらで包むにしろ、食中毒を防ぐために重要なのは作るときの雑菌を防ぐことです。
おにぎりはこう握る!安全のために心がけたい握り方
1. 握る前に粗熱を取る
熱々のまま握ると蒸気がこもるため、雑菌が発生しやすくなります。握る前にラップにごはんを広げて、1分ほど粗熱を取りましょう。ラップを広げる皿の下に保冷剤を置いておくのもおすすめです。冷めすぎるとごはんが硬くなってしまうので、注意してください。
2. おにぎりを握る
ごはんの粗熱が取れたら、ラップで包みながらふんわりと握ります。空気を含ませるように、やさしく握ってくださいね。おにぎりによる食中毒を防ぐには、菌をつけないことが大事です。素手ではなく、必ずラップを使って握ってくださいね。
3. よく冷ましてから包む
おにぎりの形になったら、一旦ラップを開いて熱気を逃がします。それから再度ラップできれいに包んで完成です。握ったおにぎりのラップをはずして皿に置き、ふんわりとラップをして冷ます方法もありますよ。
配信: macaroni