子どもが散らかしてもストレスはゼロ…「家事のやる気もアップする収納」のシンプルなルール

子どもが散らかしてもストレスはゼロ…「家事のやる気もアップする収納」のシンプルなルール

 家事をすべて整えようとがんばると長続きしなかったり、途中で疲れてしまったり。だからこそ、3つだけ「わが家の収納の軸」を決めるのがおすすめです。


 生活雑貨店「mikke」店主の田辺理絵さんは、小学生の長男と夫との3人暮らし。極端にものが少ないわけではなく、子どもの遊び道具もありますが、ものの並べ方が美しく、眺めていて気持ちいいオープン収納を実践しています。そんな田辺さんが大事にしている、収納の3つの軸についてお聞きしました。

視覚的に気持ちがいいと、家事のやる気もアップ

 福井県敦賀市の、昔から変わらない街並みが残る住宅街。子どものころの通学路だったという通りに立つ、古いマンションに、田辺理絵さんは、絵描きの夫、小学3年生の長男と、5年前から暮らしています。

 どの部屋も、オープン収納に心地よくものが並んでいて、生活道具ひとつひとつへの愛着や、小さなアップデートを繰り返しながら暮らしを楽しむ様子が伝わってきます。

「毎日の家事に関わる場所が整っていないと、家事をするのが億劫になってしまうので、視覚的にも自分が気持ちいいように、すっきり整えるようにしています。暮らしながら、こうしたらもっと使いやすいかもと考えて、日々ちょこちょこ整えていくのが好きで、模様替えもしょっちゅう」と笑います。

整理整頓のコツは「好きなものでそろえること」


 整えることを習慣づけるコツは、「部屋に置くものや使うものを、好きだと思えるものでそろえること。たとえば、ふきん一枚、洗濯ばさみひとつでも、自分の好きなデザインや手触りのものを選んでみるといいかも」と話してくれました。

 昔からインテリアや雑貨が好きで、若いころから、「服より雑貨にお金を使ってきたほう」という田辺さん。お姉さんと一緒に営んでいる生活雑貨店「mikke」で扱っているものも、ふたりが暮らしのなかで実際に使ってよかったものばかりです。

「使い勝手や美しさはもちろん、ふたりとも主婦なので、買いやすい値段という基準も大切に選んでいます。いいものみっけ!と、お客さまと共感し合えることがうれしい」

関連記事: