なにわ男子、新曲がME:Iと“発売日被り”! イベント開催には否定的な意見も
「実は、サバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』から誕生し、今年4月にCDデビューを果たしたME:Iの2ndシングル『Hi-Five』もなにわ男子と同日のリリース。ME:Iは、初回限定盤A・B(CD+DVD)、通常盤(CDのみ)に加え、FC(ファンクラブ)限定盤ではメンバー11人のソロジャケットバージョンも販売という力の入れよう。リアルイベントはオンラインイベントへの参加抽選券もついているので、こちらもファンの複数枚購入が期待されています」(男性グループに詳しい記者)
ME:I側は7月1日時点でイベントなど特典内容を発表していたが、なにわ男子サイドは8月1日に突如発表したため、ネット上のファンからは「売り上げを伸ばすためには仕方ないのかな」「なにわもついにこういう売り方するのか」「積んだファンが多いグループが勝つ、みたいな売り方をなにわ男子にはしてほしくなかった」といった否定的な声や、「全形態買わないと申し込めないイベントを追加でつけたとは、なにわ男子も本気だな」「イベントに外れても配信で見れるのは最高」「事務所側が初週売り上げ1位を取らせたいという気概が見られるから、買い足すしかない」などと好意的な意見も上がっている。
ちなみに、ME:Iの「Hi-Five」初回プレス分には封入特典として抽選券(シリアルナンバー)1枚がつき、A~D賞までの特典を用意。A賞は、全員オフラインお渡し会(合計100名)、B賞が個別オフライントーク会(合計8,800名)という“リアルイベント”、C賞は個別オンラインサイン会(合計330名)、D賞が個別オンライントーク会(合計3,850名)で、専用のアプリを使ったビデオ通話となっている。
そのほか、形態ごとに異なる種類のトレーディングカードなどがランダムで封入されており、なにわ男子の「コイスルヒカリ」同様、ファンの購買意欲を掻き立てる特典が盛りだくさんだ。
なにわ男子、過去作の売り上げ枚数はME:Iより高水準でも……MV再生回数は倍の差
オリコンのデータによると、4月に発売したME:Iのデビューシングル「MIRAI(Click/Sugar Bomb)」は初週23.3万枚を売り上げ。
かたや、なにわ男子はデビューシングルの「初心LOVE」(21年11月発売)は初週70.6万枚のヒットを飛ばしたものの、以降3作は50万台にダウン。続く5枚目の「Make Up Day/Missing」(23年9月発売)は初週39.4万枚とさらに低下し、6枚目の「I Wish」(昨年11月発売)は自己最低となる初週37.0万枚を記録した。
「売り上げ枚数はME:Iよりも高水準ですが、なにわ男子は右肩下がりが著しい状況だけに、危機感を抱いてイベントを開催したとみられても仕方ないでしょう。なお、2組のYouTubeチャンネルで配信されている今作の『Official Music Video』の再生回数を比較してみると、7月22日公開のなにわ男子『コイスルヒカリ』は166万台で、同29日アップのME:I『Hi-Five』は326万台となっています(8月3日正午時点)」(同)
MVの再生回数はすでにME:Iがなにわ男子の倍を記録しているが、CDの売り上げではどちらに軍配が上がるのだろうか?
なにわ男子 近年のシングル初週売り上げ
・デビューシングル「初心LOVE」(21年11月発売)初週70.6万枚
・5枚目「Make Up Day/Missing」(23年9月発売)初週39.4万枚
・6枚目「I Wish」(昨年11月発売)初週37.0万枚 ※自己最低
配信: サイゾーウーマン
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