大量閉店から40カ月連続売り上げ増! 【サブウェイ】再販メニューを食べて後悔のワケ

サブウェイおよそ四半世紀ぶりの再販「トリプルミートBMT」とは?


店舗前のメニューの隣には、同チェーンのアジア統一ブランドアンバサダーである韓流スター・チャウヌの等身大パネルが設置されています(C)サイゾーウーマン

店舗横にあるパネルでは、“野菜推し”であることがアピールされていました(C)サイゾーウーマン

 その商品とは、3月19日から販売されている期間限定メニュー“3種のごちそうハムサンド”のうち、「トリプルミートBMT」(550円)というメニュー。BLTならぬBMTとは、同チェーンの公式サイトいわく「Biggest Meatiest Tastiest(一番大きくて一番お肉たっぷりで一番おいしい)」の略であり、アメリカをはじめとした各国では、1975年から半世紀近く定番メニューとして親しまれているようです。

 日本では、92年に同チェーンが初上陸した際のメニューの一つであり、その後定番メニューから外され、今回がおよそ四半世紀ぶりの再販とのこと。“復活”を果たした今だからこそ、こうしたメニューをリバイバルさせるという判断をしたのかもしれません。


店舗前のメニュー表(C)サイゾーウーマン

健康的なサンドイッチという商品をアピールするためか、糖質量やカロリーが比較的大きい文字で記載されていました(C)サイゾーウーマン

「注文が面倒くさい」を解消、サブウェイの新しいシステム

 そんなトリプルミートBMTの実力を確かめるべく注文に向かいます。筆者は以前勤務していた会社の近くにサブウェイがあったので、それなりに通っていたのですが、それ以降はあまり行く機会がなかったため、恐らく4~5年ぶりとなる同チェーンでの食事となりました。

 その際、ふと心配になったのは「サブウェイって結構、注文が面倒くさかったよな……」ということ。サブウェイでは、サンドイッチのパンの種類や野菜、トッピングの追加、ドレッシングなどの多くの項目について無料、有料それぞれのカスタマイズが細かに可能となっており、注文の際にそれを店員さんに伝えたあと会計に進むというのが一連の流れとなっています。

 同じような方式であるコーヒーチェーンの“スタバ”こと「スターバックスコーヒー」や、ガッツリ系ラーメン店の「ラーメン二郎」などと同じく、慣れない人にとっては、この部分が行くのがためらわれる“入店の壁”になると以前から指摘されていました。

 同チェーンでは、そうした注文の難しさを緩和するために、先払いで注文した後にカスタマイズを行う方式(後払いだと落ち着いて注文ができないという声に応えたそう)や、タッチパネルでのセルフオーダー方式の導入などを行う店舗が増えつつあります。

 しかし、今回訪れた複合商業施設のフードコートにある店舗では従来のオーダー方式であったため、若干不安な気持ちとともに注文を行いましたが、わからないところやオススメについては、店員さんが詳しく説明してくれたため、円滑に注文を行うことができました。とはいえ、店員さんに逐一注文の仕方などを聞くこと自体が苦手な人もいるでしょうし、上記のタッチパネルなどの方式がさらに広がっていくことが望ましいのではないでしょうか。

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