【今日のにゃんこタイム~○○さん家の猫がかわいすぎる Vol.148】
「何をしていてもかわいい。存在全てが愛おしいです」そんな言葉を愛猫にゃんちゅーくんに贈るのは、飼い主のNyanchu_1011(@Nyanchu_1011)さん。
にゃんちゅーくんには左の手足がありませんが、器用にバランスをとりつつ、猫らしい日常を楽しんでいます。
排水溝でうずくまっていた茶トラ猫を救出
出会いは、2021年10月。飼い主さんは愛犬の散歩中、排水溝でうずくまっているにゃんちゅーくんを発見しました。
足が挟まって動けないのだろうか。そう思って救出すると、前足は骨が折れており、少しの皮だけで繋がっている状態。右の後ろ足は、根本付近からありませんでした。
「足以外の外傷は全くなかったので、故意に怪我を負わされたという可能性も否定できないと思っています」
保護後は、すぐに動物病院へ。入院し、体力が回復してから手足の手術をすることになりました。
入院当初は重度の貧血で、自力ではご飯を食べられないほどだった、にゃんちゅーくん。しかし、獣医師たちの懸命なサポートを受け、徐々に自分で食事を摂れるように。手術も無事に受けることができました。
「手術後は後ろ足が化膿してきたので縫合の糸を外し、朝晩にガーゼ交換をしながら自然に傷が塞がるのを待ちました。退院後は朝に動物病院へ預け、夜お迎えに行く日がしばらく続きました」
遺った左の手足をフル活用して“ニャン生”を謳歌
自力では歩けないかもしれない。獣医師からはそう告げられていましたが、退院2日後、驚かされる光景が。なんと、猫じゃらしで遊んでいたところ、にゃんちゅーくんはヒョコヒョコと歩いてくれたのです。
「動画を撮っていたのですが、ビックリして思わず撮影を中断してしまいました」
ただし、スムーズに歩くことはまだ難しかったため、飼い主さんは常に抱っこをして移動したり、膝の上でご飯をあげたりしてサポート。バランスが取れないトイレ時には、体を支えました。
「愛犬の隣に連れていくと毛づくろいをしたり、片手でちょっかいをかけて甘えたりしていました。愛犬も優しい性格だったので、ふたりはいつも一緒に寝ていました」
配信: 女子SPA!