【ミライザカ】行ってみた
同店舗でのランチの実施時間は、午前11時半から午後時まで。12時半ごろに現地を訪れてみると、客の入りは3分の1程度でした。ランチをやっていることをアピールする貼り紙が店舗の壁にあったものの、一部が傾いていることで絶妙な寂しさを演出しています。
この店のランチメニューは「カルビステーキ」「油淋鶏定食」「鮪ざんまい定食」「でかっサバの塩焼き」「豆乳坦々旨辛つけ麺」の5つ。このうち、「カルビステーキ」以外は950円(税込み)となっており、共通してご飯、汁物、コーヒーなどの食べ飲み放題がついてくるようです。
ランチメニューが書かれた店舗入口のパネル。ご飯と汁物、コーヒーなどがおかわり自由とのこと(写真:サイゾーウーマン)
ランチメニューが書かれた店舗入口のパネル。ご飯と汁物、コーヒーなどがおかわり自由とのこと(写真:サイゾーウーマン)
今回は、ウリである唐揚げを用いたメニューということで、「油淋鶏定食」を注文することにしました。
余談ですが、同店舗は店内にトイレがなく、ビルの共通トイレを使う形となっています。注文後、トイレに向かったところ、ランチタイムということもあってか並びが発生していたため、用を足すまでに少し時間がかかってしまいました(その間に提供がなされていたため、正確な提供時間はわかりませんでした、すいません!)。
ランチメニューの紹介記事であまりシモの話をするのはよくない気もしますが、余裕を持った状態でトイレに向かう方がいいでしょう。
ランチの時間には、お弁当の販売も行われているようです(写真:サイゾーウーマン)
【ミライザカ】950円「油淋鶏定食」実食
なお、同チェーンのランチでは、おかずや小鉢が提供され、ご飯や汁物、ドリンクなどは店内のセルフコーナーから取ってくるというスタイルのようです。以下、写真でその魅力をお伝えできればと思います。
提供された油淋鶏ときんぴら、サラダのおかず類(写真:サイゾーウーマン)
ご飯や汁物、ドリンクのあるセルフコーナー。この日の汁物は味噌汁でした。(写真:サイゾーウーマン)
ドリンクはコーヒー以外にも、ウーロン茶や緑茶、アイスティーなどがありました。また、箸休めの漬物もこのコーナーに置いてあります(写真:サイゾーウーマン)
セルフコーナーからご飯と味噌汁、漬物を持ってきたあとの「油淋鶏定食」の全体像(写真:サイゾーウーマン)
最初に油淋鶏を見た時に抱いたのが、「あれ、タレは?」という疑問。筆者は「バーミヤン」の「油淋鶏」の大ファンで、同チェーンに行くと必ず頼むぐらいにこのメニューを追っているのですが、あちらの同メニューは上からタレがかかっている形なのに対し、「ミライザカ」の油淋鶏は皿に控えめな量のタレがあるものの、唐揚げの上からはほぼかけられていないように見えたのです。
油淋鶏のアップ。タレが比較的少なめだな、という印象を受けました(写真:サイゾーウーマン)
「どうせならタレがたっぷり沁みている方がご飯進むのになあ……」と思いながら食べてみると、かなりザクザク感の強い唐揚げの食感に、比較的しっかり目の味つけのタレがしみた部分の風味が相まって、予想よりもかなりハイレベルな味わい。
ザクザク感の強い唐揚げと、タレのしみた部分があいまった「油淋鶏」は、見た目よりもかなりハイレベルな味でした(写真:サイゾーウーマン)
もしかすると、このザクザク感を活かすために、あえてタレに多く沁みさせない形にしたのかもしれません。ただ、それだけを食べる分にはバランスが取れているものの、ご飯のおかずとする場合にはやはりちょっと塩気が足りないようにも感じましたので、皿にたまったタレにしっかりと絡ませるのがオススメです。
ご飯は少し水っぽい気もしましたが、1000円以下で食べ放題であることを考えれば十分妥協できるラインです(写真:サイゾーウーマン)
ご飯は少しだけ水っぽく感じたものの、十分おいしく食べられる範囲で、1000円以下のおかわり自由であればアリ。
味噌汁やサラダ、漬物に関しては、いたって普通と言わざるを得ない感じでしたが、小鉢のきんぴらが強すぎない塩加減としっかりした風味で個人的にはかなり好みでした。これがおかわり自由だったらかなりポイントが高いと思いますので、ぜひ検討してもらいたいものです。
味噌汁の具は油揚げとわかめ(写真:サイゾーウーマン)
小鉢のきんぴら。これはかなり好みの味でした(写真:サイゾーウーマン)
サラダはかなり小さめのベーコンが乗っていました(写真:サイゾーウーマン)
セルフコーナーにあったきゅうりの漬物(写真:サイゾーウーマン)
食べ進めたあとに“味変”をしようと卓上調味料を確認すると、醤油とラー油だけと、比較的寂しいレパートリー。「唐揚げという味変を楽しめる料理をメインに掲げているのであれば、こうした調味料はいっぱいある方が絶対いいのに……」と思ってしまいました。
今回は、ラー油を油淋鶏にかけるアレンジにチャレンジすることにしましたが、さっぱりのしたタレに辛みとパンチが加わることで、よりご飯が進む味わいになったので、是非皆さんも試してみてください。
卓上調味料は醤油とラー油の2つ。もう少し種類を増やしてもらえるとうれしいです(写真:サイゾーウーマン)
油淋鶏+ラー油は、かなりご飯の進む味わいになりオススメ(写真:サイゾーウーマン)
配信: サイゾーウーマン