「燃え尽き症候群になりやすい人」の特徴はご存知ですか?初期症状も医師が解説!

「燃え尽き症候群になりやすい人」の特徴はご存知ですか?初期症状も医師が解説!

燃え尽き症候群なりやすい人の性格

まじめな性格

実は、非常に優秀でまじめな人が燃え尽き症候群になりやすいと言われています。
まず、非常にまじめな人はしばしば完璧主義的な傾向があり、自分に対して高い期待を抱いています。完璧主義的な考え方は、仕事や役割に対して極めて高い基準を設定し、それを達成できないと強い自己批判に陥ってしまうのです。
また、非常にまじめな人は、仕事に対して過度に集中しがちです。彼らはしばしば長時間働き、休息を取ることなく仕事に没頭します。仕事に集中しすぎると、身体的および精神的なエネルギーの枯渇を招き、燃え尽き症候群の原因となります。

ストレス管理が苦手な性格

休日にどのようにストレスを発散しているかも燃え尽き症候群の予防には大切です。
ストレス管理がうまくできないと、慢性的なストレスが蓄積しやすくなります。この蓄積されたストレスは、身体的および精神的な疲労を引き起こし、燃え尽き症候群のリスクを高めるのです。
また、ストレス管理が上手くないと飲酒、喫煙、不健康な食生活などの問題となる健康行動につながります。

燃え尽き症候群の前兆となる初期症状

では、次に燃え尽き症候群の前兆となる初期症状についてみていきましょう。

感情のコントロールがつかなくなる

仕事や日常生活でのストレスが積み重なり、感情のコントロールがつかなくなっていきます。燃え尽き少雨行軍で感情的疲労を感じる人は、今まで出来た簡単なタスクでもなかなか、持続的な倦怠感を感じてくるでしょう。

睡眠障害や興味の喪失

燃え尽き症候群の初期段階では、睡眠障害がよく見られます。
燃え尽き症候群では、一気に興味が喪失します。そして、うつ症状や「なんとかしなければ」という不安感から睡眠障害をきたしやすいのです。
さらに不規則な睡眠パターンや不眠症は、ストレスと疲労感を悪化させます。夜中に何度も目が覚めたり、朝起きた時に疲れが取れていないと感じることが増えるでしょう。

認知機能の低下

認知機能の低下も燃え尽き症候群の初期症状の一つです。
集中力の欠如、記憶力の低下、判断力が鈍るなどの症状が出てきます。さらに仕事の効率が落ち、ミスが増えることで、さらにストレスが増し、悪循環に陥ることもあります。

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