子どもの頃から「嘘をつくのはいけないこと」「嘘つきは泥棒の始まり」などと教えられることが多いですよね。もちろん、嘘をつくことは基本的によい行いではないのですが、世の中には“優しい嘘”と呼ばれる嘘もあります。恋愛ではどんな優しい嘘が必要なのでしょうか。
■優しい嘘の種類とは?
まずは、優しい嘘にはどのようなものがあるのかみてみましょう。
●本当のことを言うと相手を傷付ける場合の嘘
●言わなくてもよいことを言って相手を傷付けないための嘘
●相手に本心を悟られないための嘘
優しい嘘は、大体この3つに分けられます。
■恋愛でつくべき優しい嘘って?
では、恋愛で相手につくべき嘘ってあるのでしょうか。「恋人に嘘をついたことがある」という女性たちに聞いてみました。
●「カレに経験人数を聞かれたんです。本当は10人以上なんだけど、カレが自信をなくしそうだったので2人って言っちゃいました」(27歳・女性)
●「カレからもらったプレゼントが全然うれしくないものだったんですけど、すごく喜んだフリをしました」(28歳・女性)
●「カレが試験に合格できそうにないって泣きついてきたとき、今のままじゃ絶対落ちるだろうなって思ってたけど『○○君なら絶対受かるよ!』って言っちゃいました」(30歳・女性)
こうやってみてみると、結構優しい嘘ってついたことがある人も多いのでは? どれも相手を不幸にしないための嘘ですし、もしバレたとしてもそれほどショックを与えるわけではないので、ついたほうが正解だったように思えますね。
■嘘を塗り重ねると信頼を失うことも……
優しい嘘って、円満な関係でいるために時には必要かもしれません。ですが、優しい嘘でもつき続けなければならないことはありますし、バレたら信用を失う可能性もあります。嘘で嘘を塗り固めた後にできる関係はあまり美しくないので、ほどほどにしてくださいね!
大山奏(おおやまかなで) 大学で心理学を専攻し心理カウンセリングを学ぶ。心理学を恋愛やライフスタイルに応用して楽しむ方法をいつも考えている。アロマテラピスト、カラーセラピスト、整体師でもある。多くの媒体で恋愛コラム、ハウツーを執筆中。
配信: アサジョ