【夏の風物詩】「そうめん流し」は「流しそうめん」とは別モノだって知ってる⁉何が違う⁉実際にやってみた

【夏の風物詩】「そうめん流し」は「流しそうめん」とは別モノだって知ってる⁉何が違う⁉実際にやってみた

夏になると思い浮かぶ食の風景に、「流しそうめん」があります。実際にはなかなか楽しむことのできないイベントですが、ちょっと気になることを耳にしました。みなさんが思い浮かべているのは「流しそうめん」かもしれないし、「そうめん流し」かもしれないと言うのです。2つは別モノなんですって!何言ってんの⁉って思いますよね(笑)。この情報元は、ニュース番組『スーパーJチャンネル』。では、いったいどう違うの⁉実際におもちゃを使って、「流しそうめん?」「そうめん流し?」をやってみたいと思います!

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平日夕方毎日放送しているニュース番組『スーパーJチャンネル』では、ニュース以外にもさまざまな暮らしに役立つ情報を放送してくれるので、よく見ています。今回は「流しそうめん」以外に「そうめん流し」というものもあると説明していました。それら2つの違いと実際に「タカラトミーアーツ」の商品で楽しんでみたいと思います。

「流しそうめん」と「そうめん流し」の違い

「流しそうめん」の誕生
先に誕生したのは「流しそうめん」だそうです。1955年、宮崎県高千穂町で暑い夏の日、農作業の傍らで、割った竹に高千穂峡の清流をひいて、そうめんを食べて涼をとっていたのがはじまりだそう。

「そうめん流し」の誕生
「おいしく涼をとれる」ということで、流しそうめんは周囲に広がっていきます。ところがそんな中、ある問題が起きました。鹿児島県指宿市で「流しそうめん」への不満が爆発したのです。「流し役は食べられない」「また上から流すの?」「竹を用意するのも面倒」など。

そんなことがあって、「流しそうめん」誕生から7年後、指宿市の住民が竹を使わず、ずっと流れ続ける「そうめん流し器」を発明したのです。これが「そうめん流し」の誕生です。

指宿市の住民は「地域を盛り上げるため」ということで、自治体に特許を譲渡したため、「そうめん流し器」は全国に広まっていきました。

「流しそうめん」と「そうめん流し」の違い
つまり、両者の違いは、「流しそうめん」は「落下する」、「そうめん流し」は「循環する」だったのです。

「世界流しそうめん協会」の上田会長によると、「そうめん流し」の魅力は、何といってもその手軽さ。お店などで食べられるところが結構あったりしますよね。その一方で、竹と清流の風情とワクワク感は「流しそうめん」でしか味わえないと話していました。

どちらも「流しそうめん」だと思っていましたね。わたしは竹を使う「流しそうめん」はやったことがありますが、「そうめん流し」はやったことがありません。今回は循環式のものなので「そうめん流し」になるのでしょうか、タカラトミーアーツのおもちゃを使ってやってみたいと思います。

「そうめんスライダー」を使ってみた!

今回使う商品はこちら。

ザ・そうめんスライダー/タカラトミーアーツ 9,878円(税込み)
https://www.takaratomy-arts.co.jp/items/item.html?n=Y760785

こちら、流れるプールのように水とそうめんが循環するタイプではなく、ウォータースライダーのように流れ落ちるタイプ。これは子どもが喜びそうです。室内で遊ぶ「ノーマルモード」と屋外で遊ぶ噴水のように水が飛び出す「アウトドアモード」があるようです。

こちら組み立てていきますね。部品類は大小全部で29個ありました。初めての組み立てには時間がかかりますが、2回目以降はするするっと出来ますね。

組み立て終わりました。なかなか大きい。

まずは室内の「ノーマルモード」で。水平な場所にそうめんスライダーを置いて、一番下のプールの中に水を入れます。スイッチを押すと、おぉ、上から水が流れます。では実際にそうめんを上の小プールに入れて流してみます。

けっこう早いスピードでそうめんが流れます。キャッチしてそうめんつゆにつけて食べますね。

いいですねぇ。水から出してすぐに食べるので、瑞々しくておいしいです。それにとっても楽しいです。取り損ねたそうめんは下のプールに貯められます。子どもと一緒にどんどん流してどんどん食べます。

やっているうちにテーブルの上はビチョビチョに。流すそうめんが多いと、水路から水があふれ出ます。

上の屋根のようなものも回転するので、ちょっと水が跳ねてきます。説明書に、ビニールシートを準備してと書いてありました。床にビニールシート、テーブルにはタオルを置いた方がいいかもしれません。

そのうちあれ、違うものが流れてきました。

えー何これーやめてー。ミニトマトやきゅうりの輪切り、カニカマなんかも流れてきました。説明書にはそうめんだけ流してってあったので、本当はダメです。

庭に出して、アウトドアモードもやってみました。

うわぁ、こうなりますか。噴水が出て、そうめんを流す人も取る人もびしょ濡れになりますわ。ただし子どもは大興奮!びしょびしょになりながらそうめんを食べていましたよ。今年の夏の思い出のひとつになりました。

そうめんについて

そうめんは中力粉に食塩と水を加えてこねてつくった麺です。麺の太さによって、うどん、ひやむぎなど決まりがあり、そうめんは直径1.3mm未満のものと分類されています。夏の暑さで食欲が落ちやすい時に重宝されるそうめんですが、主な栄養素は炭水化物でナトリウム以外のビタミンやミネラルはほとんど含まれていないため、そうめんとつゆのみでは栄養バランスが偏ってしまいます。卵焼きや豚しゃぶなどのたんぱく質と野菜類などを組み合わせて体調を整え、暑い夏を乗り切りましょう。


このそうめんスライダーは、水は循環するので「そうめん流し」のようですが、そうめん自体は循環せずに落下するのみだったので、「流しそうめん」の類に入るのでしょうか。とにもかくにもそうめんスライダーはとても楽しめるので、おすすめです。水を使うので、気をつけて遊んでくださいね。

※記事内で紹介した商品は掲載当時の情報であるため、在庫状況、価格などが異なる場合がございます。


参考文献:
新食品成分表FOODS 2023 東京法令出版

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あたらしい日日
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