怖いのが苦手な人は見ないで!恐怖のお化け屋敷スポット|お化け屋敷の歴史や種類もチェック

お化け屋敷の魅力

お化け屋敷について、「なぜわざわざ怖い思いをしに行くんだ」と疑問に思う方もいるかもしれません。

「お化け屋敷だからこそ」といえる、お化け屋敷の魅力をご紹介します。

出た後にスッキリする

恐怖を体験すると、脳内から恐怖を落ち着かせようとする物質が分泌されるのだとか。

お化け屋敷を出た後も効果はしばらく続くため、お化け屋敷を出た後は何となくスッキリした気分になるのです。

危険や恐怖を疑似体験できる

お化け屋敷特有の「誰かが出てきそう」「逃げることができないかも」などの不安は、犯罪心理学でいうところの「犯罪不安」に近いといわれています。

すなわちお化け屋敷で恐怖を体験することは、夜の一人歩きが危険など恐怖の予行演習になるということ。

ほどほどの怖さのお化け屋敷に子どもを連れて行くことは、「怖い」という感覚を教える上で有益です。

参考:犯罪心理学を応用した「お化け屋敷」 | 日本犯罪心理学会

▼恐怖の強要はNG!

お化け屋敷は非日常を味わえるアトラクションではありますが、世の中には「怖い物が苦手」という人も存在します。

お化け屋敷に行きたくない人を無理に同行させるのは控えましょう。

特に近年はお化け屋敷のクオリティが上がっており、途中でリタイアする人も少なくありません。

お化け屋敷がトラウマ体験にならないよう、個人の意志を尊重することが大切です。

恐怖を体験しよう! おすすめのお化け屋敷スポット

怖い物が平気な人は、積極的に最恐お化け屋敷にチャレンジしてみてください!

ここからは、恐怖レベルが高めなお化け屋敷スポットをご紹介します。

【山梨県】 富士急ハイランド「戦慄迷宮」

「史上最恐・世界最長クラス」の呼び声も高い、ウォークスルー型のお化け屋敷です。

来場者は、「富士の裾野に佇む閉鎖された慈急総合病院」の中を歩いて巡らなければなりません。

ルートの長さは約1kmあり、入場から退場までに約50分かかります。

薄暗い病院内部では聴覚や触覚を刺激する恐怖の仕掛けが炸裂し、常に気が抜けません。

恐怖とストレスに耐えられず、リタイアする人も多いそうですよ!

【開場時間】

 ・9:00~20:00

※季節によって時間が変わるため、事前の確認をおすすめします。

【入場可能な人】

・小学生以上(小学生は中学生以上の付添者の同伴が必要)

※未就学児、妊娠中の人、脆弱性骨折のリスクがある人、脳血管・脳神経系異常がある人は入場不可

【料金】

・フリーパスのある人:4,000円/1組(4名)

・フリーパスのない人:8,000円/1組(4名まで)

【公式サイト】

戦慄迷宮 ~闇に蠢く病棟~ | 富士急ハイランド

【東京都】東京ドームシティアトラクションズ 「怨霊座敷」

※画像:プレスリリース素材

お化け屋敷プロデューサー・五味弘文氏が手掛ける和風お化け屋敷です。

「靴を脱いで入る」という斬新な設定で、没入感が高まります。

現在開催中の特別演出「呪いの硝子窓」は靴を履いたまま参加できるイベントです。

特に注目したいのは、「志茂式ファンタスマゴリー」という技法が使われていること。

これは、映像であるにも関わらず、すりガラス越しに被写体が存在するように錯覚させる特別な技法です。

↓が志茂式ファンタスマゴリーを使用した映像です。

このような技術が使われているので、すぐそこに幽霊がいるような感覚に、鳥肌が立つこと間違いなし。

恐怖体験をあおるリアルな恐怖映像は、お化け屋敷ファンの間でも「怖すぎる」と話題になりました。

なお16時30分からは、【絶叫編】として期間限定で怖さレベルがさらにアップするそう!

大丈夫な人は16時30分以降のバージョンに参加してみてはいかがでしょうか。

【開場時間】

 ・10:00~21:00

【入場可能な人】

 ・6歳以上

【料金】

 ・1,050円

※ワンデーパスポート・ライド5・アトラクション1回券での入場可

【公式サイト】

お化け屋敷「怨霊座敷」特別演出『呪いの硝子窓』 | TDCA | 東京ドームシティ アトラクションズ

【京都府】東映太秦映画村「史上最恐のお化け屋敷」

※画像提供:株式会社東映京都スタジオ

映画撮影のプロによって作られたセットの中に、プロの俳優がお化けとして登場するお化け屋敷です。

昔ながらのスタイルといえますが、プロの美術チームが手掛ける装飾やお化けのリアルさは、かなりのレベル。

デジタルとは一味異なる、生身の怖さがあります。

またこちらのお化け屋敷も、お化け屋敷プロデューサー・五味弘文氏の手でプロデュースされたもの。

ツボを押さえた恐怖演出が随所に盛り込まれており、絶叫する人も少なくないそうです。

【開場時間】

 ・9:00~17:00

【入場可能な人】

 ・3歳以上(未就学児は16歳以上の同伴者が必要)

※付添のいない車椅子の人、心臓や血圧にトラブルのある人、妊娠中の人、飲酒している人、時代劇コスプレの人は入場不可

【料金】

 ・600円(入村料は別)

【公式サイト】

史上最恐のお化け屋敷 呪われの人形 | 東映太秦映画村

【熊本県】グリーンランド「地獄堂」

※画像提供:グリーンランドリゾート株式会社

トロッコに乗って入場する、ライド型のお化け屋敷です。

装着したヘッドホンで不気味でリアルな地獄の音を聞きながら、地獄の様子を見て回ります。

お化け屋敷は薄暗い上、ヘッドホンから聞こえてくる音は非常にリアル。

本当に地獄の中を巡っているような、何ともいえない恐怖を体感できます。

なお、グリーンランドにはもう一つ「ホラータワー 廃校への招待状」というお化け屋敷もあります。

こちらは全国放送でとりあげられたこともある、九州では有名な心霊スポット。

本物の出現にはご注意くださいね。

【開場時間】

 ・9:30~17:30または9:30~20:00

※日にちによって営業時間が異なるため、必ずHPで確認してください。

【入場可能な人】

 ・3歳以上(未就学児は16歳以上の同伴者が必要)

【料金】

 ・フリーパスまたは回数券5枚

【公式サイト】

地獄堂 – グリーンランド公式ホームページ(九州)

※ご紹介したスポット情報は8月執筆時点での情報となります。

まとめ

お化け屋敷は、お化けや妖怪・幽霊と出会える恐怖アトラクション。
最先端デジタル技術を投入したお化け屋敷は、リアルさマシマシ。
「子どもの頃に行ったきりかも……」という人は、お化け屋敷に入ってみると新たな世界が開けるかもしれません!

なお「楽しいけど怖い」「怖いけど楽しい」がお化け屋敷の醍醐味です。
恐怖に弱い人は無理をせず、外で待つことをおすすめします。

文/カワサキカオリ

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