【帽子で熱中症を防ごう!】涼しくてかわいい♪夏の帽子の選び方

【帽子で熱中症を防ごう!】涼しくてかわいい♪夏の帽子の選び方

UPFは永久じゃない?

UVカット効果は基本的には洗濯すると効果が薄れてしまいます。効果が薄れる可能性が高いのは「紫外線吸収タイプ」、効果が薄れづらいのは「紫外線反射タイプ」です。

紫外線反射タイプの効果が持続しやすいのは、繊維に紫外線を反射させる原料を練り込むからです。ただ、洗濯によって繊維が薄化すると、紫外線吸収タイプと同様にUVカット効果が軽減されてしまう可能性もあります。

衣類メーカーによっては、「●●回まで効果が落ちないことを実証済み」というように目安を提示していることもあるので、購入を検討する際に各社の見解を見落としなく確認することが重要です。

体感温度を涼しくする帽子の選びかたポイント4点

引用:写真AC

①通気性

体感温度は湿度によって大きく変わることが知られています。たとえば、同じ温度でも湿度が高いとジメジメ暑く感じる一方で、湿度が低いとカラっと涼しく感じやすいです。

したがって、涼しい帽子を選びたいのであれば、帽子の内側が蒸れない製品が適していることになります。通気性がいい素材とは例えばメッシュ素材のもの、生地が薄いものなどが上げられます。他にも適した素材はあるので、下で詳しく見ていきましょう。

②素材選び

吸収した汗を蒸散できる、通気性の高い素材選びも重要です。これには綿や麻、麦わらなどの天然素材が挙げられます。その一方で、ポリエステルは、繊維に空間がないので通気性が悪く、熱がこもりやすいのです。また、重みも感じやすいことから疲れやすいと言えるでしょう。

また、UPFを使った素材を選ぶことで、UVカットの役目も備えることができます。アウトドアブランドには、UPFを使った帽子を沢山見つけることができます。他にも、丸洗いが出来るもの、丸めて持ち運びができるものは、形が崩れにくいこともあり、長く使う事ができるといえるでしょう。このとき、洗濯で紫外線防止効果が落ちないか確認しましょう。

③色で変わる熱の吸収度合

帽子は生地の色によって熱の吸収しやすさが異なります。たとえば、黒のような濃い色は熱を吸収しやすいため、温度が上昇してしまいがちです。

なるべく白色やアースカラーといった、色が薄い帽子を選ぶようにしましょう。

同じ素材では黒よりも白のほうが紫外線防止効果は低いと言われていますが、それは1%以下でかなり差が小さいです。(素材により差が大きくなる可能性もあります)なので、白い帽子がオススメです。

④カバー範囲が広いタイプを選ぶ

直射日光を遮る範囲が広い帽子であれば、首から上の温度が上昇するのを防ぎやすくなります。直射日光を防ぐだけで、5度以上の温度差が生じるとの実験結果もあるようです。

したがって、なるべくツバが広い帽子を選ぶことが暑さ対策につながります。

また、髪の毛は基本的に黒色なので、襟足も熱を吸収しやすいです。後頭部を覆える日よけ布が備わった帽子も検討してみるとよいでしょう◎

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