ウォッシュレット付きで洗浄から乾燥までの機能が付いたもの、公衆トイレでは音を遮るための音姫機能、荷物のフックが必ずついている、着替え台が搭載された日本のトイレ。
筆者のイタリア人夫をはじめ、外国人にとっては未知との遭遇に近い感激を与えるのが日本のトイレです。
イタリアはたとえ5つ星ホテルであってもそのようなトイレはありません。
トイレの構造も日本とは異なりとてもシンプルで、水を流すボタンに文字は書かれていません。
長方形のプッシュボタンが壁面にあり、2つのデザインが並んでいます。
多くの場合、左側が大きめのデザイン、右側が小さめのデザインで、水量の違いを表します。
日本から遊びに来た友人からプッシュボタンの意味を質問されたことでハッとしましたが、どこにも無駄のないデザインでお洒落ですよね。
親切で機能性に優れる日本とミニマルなデザインで表現するイタリアとの発想の違いをトイレから感じた一コマです。
配信: ワウネタ海外生活