すき焼きというと牛肉ですが、それを”なす”で作ってしまおうというのが料理研究家のリュウジさんの発想。縦に薄切りしたなすをめんつゆベースの甘辛ダレでとろっとろに煮て、すき焼きよろしく、生卵にとろんとつけていただきます。牛肉より家計にやさしいのは言うまでもありませんが、とろっとろのなすと卵の絡み具合は、牛肉には出せないおいしさなんだとか。「もう肉の時代は終わった」と思わせる、シン・すき焼き降臨か⁉
【まるでポテチ】薄衣なのにザクザク食感の秘密は…しゅわしゅわのアレ♡リュウジ考案「無限なす」に挑戦
7.9万件のいいね!リュウジさんのシン・すき焼きレシピ♪
「なすのすき焼き」を紹介しているリュウジさんのポストはこちら。
これ、本当に評判が良いので是非やってほしい、お金がなくてもリッチな気分を味わえる「茄子のすき焼き」
茄子2本を薄く切り多めの油で両面焼き一度取り出し、めんつゆ大さじ3、砂糖大さじ1、水120ccを沸かし茄子を戻し数分煮る
溶き卵をつけてどうぞ、トロトロの甘辛茄子と卵が絡み相当旨いです!! pic.twitter.com/XpIxP4ANpn
— リュウジ@料理のおにいさんバズレシピ (@ore825) October 18, 2018
ポストには実際に作った人たちから「これほんっっと大好きです」「個人的にお肉のすき焼きより断然美味しく感じました」「タレをしっかり煮込ませるとこんなにおいしくなるんですね。生卵がいい仕事をしてくれて、これだけでもご飯に合いました!」といった絶賛コメントが届いていました。
リュウジさんのお友達は、この「なすのすき焼き」を食べた後、「もう肉の時代は終わった…」と呟いていたとか(笑)。
そして、このレシピ、作り方を詳しく紹介しているリュウジさんのYouTubeチャンネルでも59万回も再生されるほど大人気なので、どれほどおいしいのか、ワクワクします。
さっそく作ってみましょう。
肉より旨いってマジ!?「なすのすき焼き」の材料と作り方
【材料】2人分
なす…2本
サラダ油…大さじ2ほど
水…120ml
めんつゆ(3倍濃縮)…大さじ3
砂糖…大さじ1
◆食べるとき用
卵…1個
材料、少なっ。なすとめんつゆと砂糖だけで作れるみたいです。最高。
【作り方】
1. なすのヘタを取り、5mmくらいの薄さに縦に切ります。
2. フライパンに油を引き、強めの中火にかけ、なすが重ならないようにして、両面に焼き色を付けます。全部入らなかったら、2~3回に分けて焼きましょう。その際、油が足りなかったら足しましょう。
焼けたものから取り出し、残りのなすも同様に焼きます。
3. なすを焼いたフライパンに水、めんつゆ、砂糖を入れ、沸いたらなすをくわえます。
強めの中火で4~5分煮ます。煮汁が半分くらいになるまで煮ましょう。
4. 3をお皿に盛り付け、溶き卵を添えて出来上がり。
調理時間は15分。めちゃめちゃ簡単です。
まずは、卵をつけずにそのまま、いただきます!
なす、やわらかっ!なす、甘っ!
噛むとじゅわっとなすの甘みとたれの甘みが口の中で爆発。うまっ…あっ、でも、甘すぎるかも(笑)。使うめんつゆの甘味によって甘さが変わってくると思うので、砂糖の量は調整した方がいいかなと思います。
卵をつけて食べてみよう。
やばっ、うまっ。卵のまろやかさ最高。卵をつけると、甘みが緩和され、まろやかになります。とろっとしたなすと、とろんとした卵との相性、完璧です。
卵がとにかく良い働きをしてくれます。実はわたし、生卵は苦手ですが、この料理では食べられるし、むしろ、卵はあったほうがいい!とさえ思います。
作る前は、リュウジさんの「正直、肉より旨い!」という言葉をまったく信じておらず、なすが牛肉に勝るはずないじゃん(笑)と思っていましたが、食べてみると、「なすのすき焼き」のコクのある豊かな味わいに大満足。牛肉のすき焼きももちろんおいしいですが、肉がなくても物足りなさは感じず、これはこれでアリ!でした。
ご飯との相性はもちろん、そうめんにトッピングしてもおいしいかなと思います。すき焼きというと冬のイメージですが、これなら夏でもイケますね。
リュウジさんの「なすのすき焼き」は、なすの甘味ととろっとした食感がたまらない、おいしいすき焼きレシピでした。作ってみてはいかがでしょう。
配信: あたらしい日日
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