2024年8/24,25(土,日)開催 全国各地から俳句を愛する高校生が愛媛へ集結
夏の甲子園といえば、グラウンドで白球を追いかける野球球児の姿を想像する人も多いでしょう。
ですがここ愛媛で“夏の甲子園”といえば、やはり俳句甲子園も欠かせない一大イベントです。
高浜虚子や正岡子規など、著名な俳人を多く輩出したこの愛媛の地。
彼らの功績を後世に伝え、俳句という文化の面白さを若年層を中心に広めていく。
それもまた、俳句甲子園というイベントの担う役割です。
全国各地の高校生が、言葉で全国ナンバーワンの称号に挑む。
今年の俳句甲子園全国大会は、2024年8月24日(土)、25日(日)の日程で開催となっています!
毎年行われる俳句甲子園…青春を賭けた熱い戦い、見たことある?
愛媛の夏の風物詩でもあり、今回で第27回を数える俳句甲子園。
ですがその詳細や、「どんな戦いが繰り広げられているの?」ということを知る人は、意外と少ないのではないでしょうか。
俳句甲子園への参加はチーム制。
在学中の高校生5人が1チームとなり、全員で事前に俳句を創作します。
当日は5人編成の2チームが赤白に分かれて対戦、お互いの句を披講し句に対して質疑応答を行うことで、俳句という文化的フィールドで見識や感受性、創造力を競います。
同じ高校から複数のチームが出場する事もOK。
そのため、時には同じ学校のチーム同士
での熾烈な戦いが行われる事もあります。
重ねて、8月に開催される俳句甲子園全国大会に出場する方法は二つ。
ひとつは全国各地で行われる地方大会での優勝を勝ち取ること。
地方大会は東京や大阪といった大都市のみならず、北は北海道・札幌から南は沖縄・那覇まで、全国各地で開催されています。
またもうひとつはチームで作った俳句を投句応募し、そこで優秀作に選出されたチームも全国大会への切符を勝ち取ることができます。
今年はこの投句応募から、13チームが全国大会へ進出決定。
地方大会で優勝した19チームを加え、全32チームが全国大会へ駒を進めました。
全国大会1日目となる24日(土)は、大街道商店街の特設会場にて予選リーグ・予選トーナメントが開催されます。
買い物などで大街道を行き交う人々も気軽に、白熱する俳句での戦いを間近で眺めることもできますよ。
ここで勝利を収めたチームは、いよいよ翌日25日(日)に松山市総合コミュニティセンターで開催される決勝リーグへの進出となります。
全国大会へ進む32チームのうち、当然栄冠の優勝チームに輝くのはたった一チームだけ。
昨年優勝の開成高校は、現在全国大会4連覇を成し遂げる超強豪校。
絶対王者が前人未到の5連覇を成し遂げるのか。
はたまたこの連覇を止める猛者が現れるのか?
俳句文化への愛と情熱を傾ける高校生たちの作る名句と併せて、そんな白熱の展開も楽しめる俳句甲子園全国大会。
一般来場は入場無料。
この夏一度きりの俳句の名勝負を、ぜひあなたも見届けてみては。
■ 第27回俳句甲子園全国大会
開催日/2024年8月24日(土)、25日(日)
開催場所/大街道商店街特設会場、松山市総合コミュニティセンター
料金/入場無料
お問い合わせ/NPO法人俳句甲子園実行委員会(089-943-1512)
記事公開日:2024/08/07
配信: イマナニ
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