「オリゴ糖のデメリット」はご存知ですか?過剰摂取すると現れる症状も解説!

「オリゴ糖のデメリット」はご存知ですか?過剰摂取すると現れる症状も解説!

「オリゴ糖のデメリット」についてよくある質問

ここまでオリゴ糖のデメリットについて紹介しました。ここでは「オリゴ糖のデメリット」についてよくある質問に、Medical DOC監修医がお答えします。

オリゴ糖を摂取する際の注意点を教えてください。

武井 香七 医師

過剰な摂取には注意が必要です。過剰に摂取すると下痢など悪い影響が出る可能性があります。きなこ・ごぼう・玉ねぎをはじめ、多くの食品には元々オリゴ糖が含まれています。オリゴ糖の一日の摂取量は2から10グラムとされていますが、食事からも摂取できているので過剰な摂取は避けましょう。もしオリゴ糖を食事に加えるのであれば、少量からはじめて徐々に増やしていくことをすすめます。腸内環境を整えるのであればオリゴ糖と一緒に食物繊維も摂取しましょう。

オリゴ糖と白砂糖の違いは何でしょうか?

武井 香七 医師

オリゴ糖と白砂糖は同じ炭水化物のなかの糖質に属しているので近い存在です。炭水化物の最小単位が単糖で、単糖が2個結合したものがしょ糖(砂糖)、単糖が2個から10個結合したものがオリゴ糖です。砂糖をはじめとする糖質は身体のなかでエネルギーを作り出す重要な役割があるので、まったく摂取しないと日常生活の活動量が減ってしまいます。一方で砂糖を摂取しすぎると、使われなかったエネルギーが体内に蓄積されて肥満症などを引き起こします。白砂糖はエネルギー生産ではオリゴ糖に勝りますが、蓄積されやすいことがデメリットです。オリゴ糖はエネルギー生産は低いものの過剰摂取ではお腹が緩くなるなどの特徴があります。

編集部まとめ

オリゴ糖の役割とデメリットについて解説しました。
オリゴ糖は腸内の善玉菌のエサとなって腸内環境を整える重要や役割があります。腸内の環境を良好に保ちお腹の調子を整えることから、特定保健用食品としても認められています。
しかしメリットばかりではなく、過剰な摂取はお腹が緩くなることがデメリットです。元々食品にも含まれている成分なので、オリゴ糖商品を付け加えるのであれば、はじめは少量からスタートし徐々に慣らしていくことが重要です。

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