視聴ボイコットの動きも…テレビのニュースが「それでも毎日五輪ばかり流す」理由、人員削減も背景に

視聴ボイコットの動きも…テレビのニュースが「それでも毎日五輪ばかり流す」理由、人員削減も背景に

●「周辺取材」に全力投球するってどうなの?

スポーツニュースの体制が手薄なのに、五輪に時間も人員も最大限投入しているのだから、他のニュースに割ける時間は短くなってしまう。重要な出来事が発生しても、手厚く対応する余力はない。

でももうこんなことは止めにしたほうがいい。スポーツニュースが見たい人にも、スポーツに関心がない人にも、こんな姿勢で五輪ニュースを出し続けるのは失礼ではないか。

五輪や大谷翔平選手に限らず、今や視聴率の取れる強いスポーツニュースは途絶えずにあるように感じる。

スポーツニュース制作部署の体制を整えて、スポーツニュース番組をきちんと復活させたほうが良いのではないだろうか。

スポーツニュースはスポーツニュース番組でやり、通常のニュース番組ではスポーツ以外のニュースをちゃんとやるようにしたほうが、どの視聴者にとっても快適だと思う。

分離できないとしても、スポーツニュースの放送枠以外ではスポーツニュースをやらないくらいのゾーニングをしても良いのではないか。

関連記事:

配信元

弁護士ドットコム
弁護士ドットコム
「専門家を、もっと身近に」を掲げる弁護士ドットコムのニュースメディア。時事的な問題の報道のほか、男女トラブル、離婚、仕事、暮らしのトラブルについてわかりやすい弁護士による解説を掲載しています。
「専門家を、もっと身近に」を掲げる弁護士ドットコムのニュースメディア。時事的な問題の報道のほか、男女トラブル、離婚、仕事、暮らしのトラブルについてわかりやすい弁護士による解説を掲載しています。