【おしごとストーリー】まるで本物の果物を食べているみたい!ギルトフリーなおやつ「inゼリー フルーツ食感」を支える人

【おしごとストーリー】まるで本物の果物を食べているみたい!ギルトフリーなおやつ「inゼリー フルーツ食感」を支える人

隠れたロングセラーや、実は社員に人気…。“中の人”だからこそ知る、名品たちの秘密や魅力を編集部がインタビューしていく「おしごとストーリー」。今回お話を聞くのは、森永製菓「inゼリー」シリーズの開発やマーケティング、プロモーションなどに携わる椎原悠太さん。2024年8月5日に発売された「inゼリー フルーツ食感<巨峰>」の開発秘話や、仕事との向き合い方についても教えていただきました。

本物のフルーツのような食感と、inゼリーならではの機能性を融合!

椎原悠太さん マーケティング本部健康マーケティング部ゼリーカテゴリー担当。食を通して人を幸せにできる仕事がしたいと森永製菓へ入社。アイスやお菓子などさまざまな商品の営業を経て現在の部署に

1994年の発売以来、手軽にエネルギーや栄養がチャージできるとして、アスリートをはじめ幅広く支持されている「inゼリー」シリーズ。椎原さんが野球部だった学生時代にも愛飲していた「エネルギー」をはじめ、「マルチビタミン」や「プロテイン5g」など、限定品なども含めると現在では15種類以上がラインナップ。2021年から発売されている「inゼリー フルーツ食感」は、女性を中心に人気が広がっている。

「『inゼリー』シリーズは、“オールターゲット&オールシーン”がテーマでもあります。これまでは、どちらかというと男性やスポーツをしている方にファンが多かった商品ですが、もっといろいろな人に、おやつ感覚で手に取ってもらえるものとしてデザートタイプの『inゼリー フルーツ食感』が誕生しました」

商品名の通り、「とにかく“食感”にこだわっています!」と椎原さん。これまでに発売した<桃>や<メロン>など、ゲル(ゼリー)だけでそれぞれの果肉の食感を再現できないか、何度も試作を重ねたそう。

ゼリーだけで生み出すフルーツそっくりの食感は、日々の研究のたまもの

「inゼリー」シリーズのなかで、エネルギーを中心に複数の商品を担当する椎原さん。「inゼリー」広告のクリエイティブチェックも欠かせない仕事

2024年8月6日には待望の新作「inゼリー フルーツ食感<巨峰>」が発売に。単なる“ブドウ”ではなく、大粒で食べ応えがあり、ジューシーな“巨峰”を再現することにこだわり、さまざまな品種のブドウを食べ比べ、より巨峰らしい食感と味わいを追求していったという。「何度も試作し、消費者の方にも試飲していただいて、“まるで巨峰”と感じてもらえるかを調査しました」

さらに苦労したのが、パッケージデザイン。「『inゼリー』シリーズは、おいしい+エネルギー補給など、機能性を兼ね備えたゼリードリンクとしてイメージが定着しています。パッケージを見て、ひと目で“まるで本物のフルーツを食べているような食感”という嗜好性と、マルチビタミン(12種類のビタミン)や食物繊維が配合された『inゼリー』ならではの機能性。その両方を伝えるにはどうすればいいか、何度もデザイナーさんと打合せをしました。巨峰は桃やメロンと違って“房”なので、どんなアングルで配置すればより自然で、おいしそうに見えるかも試行錯誤しました」と振り返る。

仕事で経験を重ねるほど、「つくづく自分ひとりの力は小さいと感じます」という椎原さん。今後の目標を尋ねると「商品開発も、プロモーションも、これまで誰も思いつかなかったようなことに挑戦してみたいです。チームメンバーや周りの意見に耳を傾けつつ、新しいことにチャレンジしていきたいですね」

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