「急性リンパ性白血病の再発率」はどれくらい?再発した場合の症状も解説!

「急性リンパ性白血病の再発率」はどれくらい?再発した場合の症状も解説!

リンパ性白血病の再発率についてよくある質問

ここまで急性リンパ性白血病の再発率について、症状や治療法などを紹介しました。ここでは「急性リンパ性白血病の再発率」についてよくある質問に、Medical DOC監修医がお答えします。

急性リンパ性白血病の再発は寛解後何年以内に起こりやすいですか?

山本 佳奈(医師)

急性リンパ性白血病の再発は、寛解後2年以内にみられることが多いです。そのため2年経っても症状が出ず、再発がみられない場合は、治ったと考えられます。5年経っても再発しなかった場合は、治癒している可能性が高いとされています。

再発した場合の生存率を教えてください。

山本 佳奈(医師)

急性リンパ性白血病が再発する確率は50%を超えており、再発した場合の長期生存率は30〜40%程度です。小児の場合も急性リンパ性白血病の再発率は約20%であるといわれています。

編集部まとめ

当記事では急性リンパ性白血病の再発率や治療法、現れる症状を解説してきました。この記事のポイントは次のとおりです。

急性リンパ性白血病の再発率は約半数を超える

再発時の治療法は数種類ある

再発時には疲れやすさや頭痛、吐き気などの症状が現れる

再発は2年以内に起こる可能性が高い

急性リンパ性白血病は治療をしないで放置すると、数ヵ月で命を失う可能性がある病気です。

早期に発見し治療を受けることで治る可能性がある病気のため、気になる症状がある場合は、早めに医師の診断を受けるようにしましょう。

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