【パリ五輪】新競技「ブレイキン」いよいよ開幕 “SHIGEKIX”半井重幸選手、“AMI”湯浅亜実選手 “全員”メダルの可能性も

「パリ2024オリンピック」の新競技「ブレイキン(ブレイキングダンス)」の予選が8月9日いよいよ開始。“SHIGEKIX”半井重幸選手、数々の世界大会を制した大能寛飛選手、世界ランク1位の湯浅亜実選手、同ランク4位の福島あゆみ選手が出場します。

「ブレイキン」のイメージ

【写真】コレぞ、世界ランカーAMI、AYUMIの「ブレイキン」 大能寛飛のアクロバティックな“大技”も!

 全身を使ってアクロバティックな回転したり、巧みなステップなどを披露する「ブレイキン(ブレイキングダンス)」。「パリ2024オリンピック」から新競技として加わったブレイキンの予選が8月9日(日本時間)から開幕します。そこで、同競技のルールなどについて調べてみました。

 「パリ2024オリンピック」の公式サイトでは、ブレイキンについて「都会的なスタイルのダンスとして、1970年代にアメリカ合衆国で流行。ヒップホップカルチャーをルーツに、ニューヨーク市ブロンクスのブロックパーティ(通りなどで行われる野外パーティ)で誕生」と歴史に触れながら、説明。2018年にブエノスアイレスで開催された「ユースオリンピック競技大会」で登場し、パリ2024大会で初めてオリンピックで実施されます。

 競技では、女性を「Bガール」、男性を「Bボーイ」と称します。競技については「アクロバティックな動きと独特のフットワークが特徴的で、場を演出するDJとMCの役割も大きい」とつづっています。今回のブレイキンでは、男女各1種目が開催され、16人のBボーイと16人のBガールがそれぞれ1対1で対戦します。

 選手たちは、DJが即興で流した音楽に合わせ、フロアで両手で体を支えながら両脚を使って多種多様な脚さばきを見せる「フットワーク」、くるくると回転する大技「パワームーブ」、ダンス中に体の動きを数秒間止める「フリーズ」といった技「ムーブ」を披露します。

 選手たちのダンスは、9人の「ジャッジ」が採点。選手のダンスの「技術性」「多様性」「完成度」「独創性」「音楽性」の5つの基準に基づいて、行います。 審査中は、各審査員がタブレットを使用して各要素の得点を評価していくということです。

 日本からは、ダンサー名「SHIGEKIX」としても知られ、2018年の「ユースオリンピック競技大会」で銅メダルを獲得した半井重幸選手(22)をはじめ、数々の世界大会で優勝経験を持つ大能寛飛選手(19)、世界ランク1位の湯浅亜実選手(25)、同ランク4位の福島あゆみ選手(41)が出場。世界大会の優勝経験者が多いことからメダル獲得が期待されています。

 「ブレイキン」は8月9日23時スタート。新競技「ブレイキン」で初チャンピオンに誰が輝くのか注目です。

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