「筋トレにあうフルーツランキング」1位は“バナナ”に!手軽さ&栄養価の高さが魅力

「バナナ」がほぼフルスコアで1位に

「筋トレにあうフルーツランキング」では、主要フルーツ12品目における筋トレのサポートに必要な栄養素5項目(炭水化物、たんぱく質、カリウム、マグネシウム、ビタミンB群)の100gあたりの栄養素含有量を算出。含有量が多い順にポイントをつけ、総合獲得ポイントでランキング化した結果、「バナナ」がほぼフルスコアで1位となった。

バナナは、今回の調査で対象とした5栄養素のうち、「たんぱく質」以外はすべて1位(たんぱく質は同率2位)となる、堂々たる結果だった。

手軽さと栄養価の高さが魅力のバナナ

植草さんによると、バナナの魅力はなんといってもその手軽さ。皮をむくだけで食べられるので、普段フルーツを食べる習慣がない人でも取り入れやすいのが特徴だ。バナナというと炭水化物のイメージが強いかもしれないが、実はたんぱく質やミネラル、ビタミンなど、筋トレをする人に嬉しい栄養素が多く含まれている。

炭水化物のうち、運動時のエネルギー源になる糖質の摂取量は、身体作りやパフォーマンスに直結する。バナナに含まれる糖質は、単糖類のブドウ糖や果糖、少糖類のしょ糖、多糖類のデンプン。筋トレ前にバナナを摂取すると、単糖類からすみやかにエネルギーを補給できて、運動中は少糖類や多糖類からのエネルギー補給ができる。運動後は糖質を摂取することでネルギーを補給でき、疲労回復につながる。バナナは即効性のある単糖類と持続性のある多糖類の両方を併せ持つ、運動時の糖質補給にぴったりなフルーツなのだ。

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