2024年8/30~9/26上映 映画館でしか味わえない感動体験! 懐かしの名作をスクリーンで観よう
映画ファンにとって、年に一度訪れる特別な時間帯があります。
それは午前10時。「午前十時の映画祭」の上映時間です。
2010年から始まったこの映画祭は、全国の映画館で厳選された名作映画を1年間を通して上映するという、他に類を見ない企画です。
上映作品は時代を超えて愛され続ける名作から、近年話題を集めた作品まで幅広いラインナップ。
中には初めてスクリーンで見るという人も多い作品もあります。
映画館の大きなスクリーンで迫力の映像と音響を存分に味わうことができるのは、まさに至福のひとときと言えるでしょう。
開催当初は名前の通り、全ての作品を午前10時から上映していましたが、昨今は10時に限定せず午前中の上映開始となりました。
今年もまた4月から始まった「午前十時の映画祭14」では、過去最多となる27作品が上映されます。
『インディ』3部昨から幕を開ける今回は、ヴィム・ヴェンダースの名作2作品や、近未来アクション映画の金字塔『マッドマックス』シリーズを上映。
日本からは生誕120年を迎えた小津安二郎2作品と、東宝特撮映画2作品をお届けしています。
9月は、『男たちの挽歌』と『花様年華』を上映! 迫力のアクション作品や、心揺さぶる恋愛物語をぜひ劇場で
愛媛県で、「午前十時の映画祭」を開催しているのは、シネマサンシャイン重信だけで、劇場はフジグラン重信の3階にあります。
9月の上映作品は、ジョン・ウー監督の『男たちの挽歌』と、ウォン・カーウァイ監督の『花様年華』です。
ひとつずつ作品をご紹介しますね。
8/30(金)~9/12(木)に上映される「男たちの挽歌」は、監督がジョン・ウー、出演はチョウ・ユンファとレスリー・チャンという豪華な顔ぶれの映画です。
この作品は、「香港ノワール」の原点にして代表作として知られています。
ホー(ティ・ロン)と相棒のマーク(チョウ・ユンファ)は、紙幣偽造組織の幹部。
ホーには警察官を目指す弟キット(レスリー・チャン)がいましたが、闘病中の父親に諭され、弟のために足を洗おうと決意します。
ホーは最後の仕事として台湾に赴くことになりますが、思わぬ出来事が待ち受けていました。
「男たちの挽歌」は、1986年に誕生した作品ですが、今なお多くの人々に愛され続けています。
ノスタルジックな雰囲気とともに、裏社会の闇と人間の強さを描いた本作は、香港映画の名作として語り継がれています。
ぜひ劇場で、「香港ノワール」の魅力を堪能してみてください。
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続いて、9/13(金)~9/26(木)に上映される『花様年華』をご紹介します。
監督はウォン・カーウァイ氏、そして主演はトニー・レオンとマギー・チャン。
(c)2000 BLOCK 2 PICTURES INC. (c)2019 JET TONE CONTENTS INC.ALL RIGHTS RESERVED
1962年の香港を舞台にした『花様年華』は、新聞社に勤めるチャウと商社の秘書であるチャン夫人が、偶然隣同士のアパートに引っ越してきて出会うという物語です。
二人はお互いの夫婦が不倫関係にあることを知り、その苦しみや孤独を分かち合うようにして、時間を共にするようになりますが、、、。
この映画では不倫や愛の葛藤といったテーマを描きながら、美しい映像美や音楽が見事に組み合わさって、鑑賞者の心が揺さぶられます。
ウォン・カーウァイ監督ならではの独特な映像美とともに、幻想的な世界にどっぷり浸ってみてくださいね。
このように、9月はジョン・ウーとウォン・カーウァイという、香港映画界を代表する2人の巨匠の作品を上映します。
ジョン・ウー監督のスタイリッシュなアクション演出に、ウォン・カーウァイ監督の情感あふれる映像美、両者の作品を通して香港映画の多様性と深みをご堪能ください。
芸術の秋は映画館へGO!
■ 「午前十時の映画祭14」
開催日/8/30(金)~9/12(木)『男たちの挽歌』、9/13(金)~9/26(木)『花様年華』
開催時間/上映開始時間はサイトでご確認ください
開催場所/シネマサンシャイン重信
住所/愛媛県東温市野田3-1-13 フジグラン重信3F
駐車場/無料駐車場 2,111台
鑑賞料金/一般1500円、シニア1300円、学生(大学生以下)1000円
※一般・小人は割引可。(大学生はのぞく)
※サービスデイ・ハンディキャップ割引可。
※鑑賞券使用可、無料鑑賞は不可。
お問い合わせ/シネマサンシャイン重信(TEL:089-990-1513)
記事公開日:2024/08/09
配信: イマナニ
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