車を持つ人が減っていると聞きますが、やはり子どもの送迎や重い荷物になる買い物があるときなど、車はあると便利。
最近はコンパクトカーやワンボックスなど、女性の「足」としてだったり、子どもや高齢者でも乗り心地が良い車がたくさん出ています。けれど車の好みは人それぞれ。「見た目のカッコよさ」で車を選ぶ人も多数います。
今回は、そんな「クルマ選び」でのトラブルを紹介します。
ファミリーカーが欲しい40歳主婦
沢田あやかさん(仮名・40歳)一家は、車に乗る頻度は少ないものの、10年落ちの車に故障も多くなってきたため、車を買い替えようということになりました。
どんな車を買うか夫婦で話し合いましたが、そこで食い違いが。沢田さんは、子どもはまだ小学生で、これから習い事や塾の送迎など増えてきそうな時期。買い物や子どもを遊びに連れて行くにも便利そうなワンボックスか、ドアがスライドするような家族が乗りやすいファミリーカーを希望していました。
けれど、沢田さんの夫はそれに大反対したそうです。
一回り上の夫に唖然
「夫は一回り年上。ときどきゴルフなどの誘いもあるため『そんなチャラチャラしたファミリーカーなんて恥ずかしくて乗れない』というのです」
確かに夫と同年代の男性は子どもがもう大きくなり、レジャーに連れて行くなどの目的で車を使わないでしょうし、ゴルフは格式高いスポーツなので可愛らしい車で行くのは良くないのかもしれませんが、ミニバンなど少しスポーティーな車でもよいような気がしたのですが…夫がダメ、の一点張りで車種選びから難航してしまいました。
夫の意見は『セダン一択』。確かにセダンは「おじさまの車」として長年愛されてはいますし、ゴルフ場にはそれが馴染むのかもしれません。だけど夫はゴルフが趣味ではなく、誘われたら付き合いで行く程度、年に1度あるかないかです。年に一度のゴルフのため、という理由での夫の選択にモヤモヤした沢田さんはこう言います。
「セダンは見た目はスマートですが、ずっと乗っていると腰が痛くなるし、乗りこむときも車高が低くて大変だし荷物もあまりたくさん乗りません。今やタクシーだって乗りやすい車高が高い車に変わっているのに、何も今セダンに買い替えなくても…と思いましたが、夫がお金を出すので反対できず…仕方なくセダンで話を進めることにしました」
沢田さん自身にこだわりはなかったので、とりあえず家族が乗れれば良いと車種選択に妥協しましたが、次は車の色選びでもぶつかります。
配信: 女子SPA!