黒一択!その理由は?
「夫の意見は『ブラック』。よりによって汚れが一番目立つ色です。わたしだったら汚れが目立たないシルバーや、少しパールがかった色を選ぶと思いますが、夫はパールもない漆黒のブラックがいいというのです」
実際の使い道は家族の足として、送迎や買い物に使われることが多いのに、完全に「自分の車」としての意見を主張してくる夫にゲンナリしつつ、妥協しないことには話が進まないと、結局ブラックのセダンを新車で購入することになりました。
希望の車が納車されて、夫はウキウキ。けれどお気に入りの車なので「傷がつくから洗車マシーンはダメ、手洗いしなくては」とか「絶対にぶつけるな」など制約が多く、とても大変だったとか。
沢田さんはため息をつきながら言います。
昭和的価値観にドン引き
「夫の選択は『家族が使う車』だという視点が入っておらず、私たちには使いにくい車です。ワンボックスで、子どもが寝てしまっても広々と寝られる車を持っているママ友を見ると少しうらやましいです。まぁ、車があるだけありがたいんですけどね」
そんな沢田さん、子どもが大きくなったら、自分用の車を持ちたいと仕事を頑張っているそうです。
「夫に気を使いながら車に乗るのは疲れるなぁと。中古でいいので、自分の気に入った車を買って好きに乗りたいなぁと思っています」
車に限らず、家族で使うものは、お互いの意見が一致しないとなかなか難しいですね。
<文/塩辛いか乃>
【塩辛いか乃】
世の中の当たり前を疑うアラフィフ主婦ライター。同志社大学文学部英文学科卒。中3繊細マイペース息子と20歳年上の旦那と3人暮らし。乳がんサバイバー(乳房全摘手術・抗がん剤)。趣味はフラメンコ。ラクするための情熱は誰にも負けない効率モンスター。晩酌のお供はイオンのバーリアル。不眠症。note/Twitter:@yukaikayukako
配信: 女子SPA!
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