大学進学を渋る子どもに手を焼く親は、ますます子どもに「大学進学する意味」を問われてしまう事態になったかもしれない。というのも、「渋谷教育学園幕張“高等学校” 普通科」を卒業した田中圭が、「東京理科“大学”理学部数学科 中退」のムロツヨシに「またしても」即興計算で勝ったから。
8月4日放送の「だれかtoなかい」(フジテレビ系)に出演した田中。マッチング共演したのは、ドラマや映画で大旋風を巻き起こした「おっさんずラブ」(テレビ朝日系)で相手役を演じた林遣都。2人は公私ともに仲のいい様子を披露した。
番組終盤ではMCのムロツヨシから田中に「即興計算」のリベンジの申し入れが。実は2020年8月27日放送の「ぐるぐるナインティナイン」(日本テレビ系)で田中とムロは共演。ゲスト出演したムロが得意とする「4ケタの数字を足す、引く、掛ける、割るの加減乗除で10にする」という即興計算を出演者らと対決することとなり、最初の2問はムロが圧勝。しかし最後の3問目「6699」でムロが顔を曇らせていた中、当時はレギュラー出演していた田中がズバッと一発正解。ムロの面目が丸つぶれになった事件があったのだ。
今回のお題は「6446」。天然キャラで有名な林が「わかった!64÷…」とトンチンカンな発言をしたところで番組は笑い声とともに終了。その後テロップが流れる中、「6×6=36 36+4=40 40÷4=10」と田中の声が聞こえ、「ああ、そうか!」とムロの声が聞こえてきたから、どうやら今回も田中が勝者となったようだ。
ムロが番組スタッフに対し「ホントにいい問題を出していただいて」とお礼をしつつ、自分が田中に負けたことを「ホントにすいません!」と何度も謝罪している姿がオマケのように放送されたが、この「即興計算」対決はこれで終われないだろう。田中とムロが共演する機会が今後もあるだろうから、2人が顔を合わせたら必ず「即興計算」対決をお願いしたい。テレビ各局は、いつでも2人が対決できるように「4ケタの数字」を用意しておいてもらいたい。
(森山いま)
配信: アサジョ
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