災害時に役立つかも…登山用ザック3個で「簡易担架」を作る方法とは?

警視庁警備部災害対策課が、3個の登山用ザックで「簡易担架」を作る方法について、Xの公式アカウントで紹介しています。

登山用ザックで簡易担架を作る方法は?(画像はイメージ)

【画像】覚えておいて損はなし! これが登山用ザックで「簡易担架」を作る“テクニック”です

 けがをしている人や病気の人を病院に搬送する際に使われるのが担架です。災害時には、布や棒などで簡易担架が作られることがあります。警視庁警備部災害対策課が、3個の登山用ザックで簡易担架を作る方法について、Xの公式アカウントで紹介しています。

 警視庁によると、登山用ザックで「簡易担架」を作る方法のほか、作った担架で負傷者を運ぶ方法は次の通りです。

(1)登山用ザックを3個用意する。その際、中を空にしておくのがベスト。

(2)3個の登山用ザックのうち、1個だけショルダーストラップを外しておく。

(3)ウエストベルトと雨ぶた部分を重ねて並べる。その際、ショルダーストラップを外したザックは真ん中に配置する。

(4)真ん中に置いたザックのショルダーストラップを、左右のザックのショルダーストラップの中に通して連結する。

(5)作った担架に負傷者を乗せ、ウエストベルトで固定する。

(6)ショルダーストラップを持ち手にし、負傷者を運ぶ。最大6人で搬送が可能。

 警視庁は「ザックが2個でも作成できますが、3個あると安定性が増すのでお勧めです」とXで解説しています。災害時に備えて、作り方を覚えてみてはいかがでしょうか。

関連記事:

オトナンサー
「オトナンサー」は「ライフ」「漫画」「エンタメ」の3カテゴリーで、暮らしに話題と気づきをお届けするウェブメディアです。Yahoo!ニュース配信中!
「オトナンサー」は「ライフ」「漫画」「エンタメ」の3カテゴリーで、暮らしに話題と気づきをお届けするウェブメディアです。Yahoo!ニュース配信中!