いや、寿司は!? 【小僧寿し】が猛プッシュする「かつ丼」食べてみたら、「かつや」レベルの味だった!


小僧寿し外観(写真:サイゾーウーマン)

 一時期は全国約2,300店舗以上に拡大するも、現在では150店舗と10分の1以下に激減した寿司のテイクアウトチェーン「小僧寿し」。そんな同チェーンでは、現在メイン商品となる寿司以外にも、意外な商品が“推し”となっているようで……!? かつて隆盛を誇ったチェーンの現在を、グルメライターが店舗を訪れ確かめてきました。

目次

外食産業日本一だった【小僧寿し】

「いや、寿司は!?」と驚き! 小僧寿しの現在

かつ丼(646円)を実食

1個150円の唐揚げの味は?

かつ丼は今後もリピートしたい!

【小僧寿し】、1979年に外食産業日本一

 株式会社小僧寿しが運営する寿司の持ち帰りチェーン大手「小僧寿し」。1964年に創業した「スーパー寿司・鮨桝」を発祥とする同チェーンは、1970年に全国展開を始め、資金難などを理由に社内が混乱したものの、株式会社小僧寿し本部を設立して再起を図ると、79年には年商531億円で外食産業日本一になるほどの隆盛を誇りました。

 絶頂期である87年には全国に約2,300店舗と拡大しましたが、その後回転寿司チェーンやテイクアウト寿司チェーンの増加に加え、スーパーなどの小売店が寿司を扱うようになり、競争が激化することで徐々に勢いが失速。

 住宅街に固執した立地戦略も失敗し、現在では全国150店舗と、全盛期の1割以下の店舗数となっています。

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