管理栄養士のともゆみです。スイカがおいしい季節ですね。でも、おいしいスイカの見分け方をご存じでしょうか。スイカを叩いてみて音を聞いて確認するというのは聞いたことがありますが、果物の目利きのプロ、スーパー「アキダイ」の秋葉社長によると、見るだけでわかるそうです。テレビ朝日系列の情報番組『スーパーJチャンネル』で紹介していました。いったいスイカのどこを見ればいいのでしょうか?
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テレビ朝日系列の情報番組『スーパーJチャンネル』で、おいしいスイカの見分け方を放送していました。スーパー「アキダイ」の秋葉社長によると、叩かなくてもわかる選び方があるそうです。
スイカの見分け方とは?
では問題です。
おいしいスイカを見分けるには、どこを見ればいいのでしょうか?
A:重さ
B:模様
C:へた
大きくて重たいものの方がちゃんと育っていておいしいような気もするし、模様かな?へたの色とか?
答えは…
Bの模様でした。
秋葉社長によると、スイカ特有の黒いシマシマ。これがちゃんと入っている方がいいそうで、薄い色よりもしっかり下まで黒い色が入っていると、熟しているということになるそうです。
スイカの黒いシマシマがしっかりと入っているのがいいんですね。でも、スイカのシマシマはまっすぐなものとギザギザなものがありますが、これって何か関係するのでしょうか?
秋葉社長「雷のようなギザギザ模様の方が、太陽の光をたっぷりと浴びた証拠ですね」
日光をたくさん浴びたスイカは、模様が濃くなるとともに甘味が強くなり、収穫に適した状態になるそうです。つまり、「模様がギザギザで濃い」ことがおいしいスイカの証しなのです。
日光をたくさん浴びたおいしいスイカは模様が濃くなるだけではなく、へたの周りが盛り上がるそうです。
模様とへたの周りをチェックして、スーパーで選んで買ってきたスイカ、切ってみます。
めっちゃ真っ赤です。熟した感じはわかります。おいしそうですが、どうでしょうか?
模様で選んだスイカを食べてみた!
おぉ、甘~い。すっごく甘くておいしいです。水分たっぷりで瑞々しい。今年に入ってスイカはちょこちょこ食べていますが、今年一番のおいしさです。売り場の中でも一番のおいしいスイカを当てた気分です。
スイカの栄養素
スイカは90%以上が水分です。カリウムを比較的多く含み、利尿を促すことでむくみを解消し、血圧を降下させる働きがあります。赤い果肉はリコピンが含まれていて、抗酸化作用があります。動脈硬化の予防やアンチエイジングに働きます。皮の下の白い部分にはアミノ酸の一種シトルリンが含まれ、血管を広げて血流をよくするので、むくみや冷え性を改善し肌の調子を整えます。
スイカって大好きなんですが、売っているスイカはどれもおいしいと思っていました。でもちゃんと見分けると、よりおいしいスイカを買えるんじゃないかと今回思い直しましたね。カットしてあるスイカを買う時も、果肉だけでなく外側の黒いシマシマ模様を見てギザギザで濃い色のものを選んでみてください。ぜひ、おいしいスイカを引き当ててみてくださいね。
参考文献:
からだのための食材大全 監修者 池上文雄 他 NHK出版
配信: あたらしい日日
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