カブトムシの 「真」 の姿に迫ろう! 【面河山岳博物館 第57回特別展 「真・カブトムシ」 愛媛/久万高原町 PR】

生体展示を観察して、生きたカブトムシに触れてみよう

1階ロビーでは、生きた日本のカブトムシ・クワガタムシの他に、世界のカブトムシたちや、オオカマキリ、ナナフシなど身近な昆虫たちの生体展示があります。

三本の角が大迫力!

アジア最大のカブトムシ、コーカサスオオカブト。

こちらは学芸員安田さんの推し、クロマルカブト。

特別に手のひらに乗せて見せてくださいました。

国内では、トカラ列島の一部や奄美群島の一部の島で発見されている希少種で、安田さんは今回の特別展で、生きた個体との興奮の初対面となったそうです。

まるで、ぷちコガネムシみたいな姿。

死んだフリしてます。

そして……カブトムシによく似た色と形の昆虫ですが、ちょっとショッキングな画像かも知れないので、一度深呼吸してからスクロールしてください。

心の準備はいいですか?

はいこちら、オオゴキブリです。

自然豊かな森の中でくらす種類で、家の中にいるゴキブリとは違うそうです。

翅をかじり合う習性があるため、このようにボロボロなのだとか。

安田さんは、家に「ゴキブリが出た!」となると、喜んで捕まえに走るそうです。

ゴキブリも、カブトムシと同じような色や形、大きさの昆虫ですよね。

「ゴキブリとカブトムシの(人気の)違いってなんでしょうね?」と安田さんに質問してみると、「動きが速いことでしょうか」と。

確かに……こちらに身構える余地を与えてくれないガサガサとした速い動きが、「怖い」「気持ち悪い」の原因なんでしょうか。

カブトムシのようにソロリソロリと動いた方が、人類にはモテるかもしれません。

このコーナーで筆者は、ちびっこの頃に図鑑で見た水生昆虫、「ゲンゴロウ」の生きた姿を見られて感動!

クロゲンゴロウなど3種類がいました。

カブトムシ同様、名の知れた昆虫ですが、動きや質感は図鑑では学べませんね。

コガタノゲンゴロウは最近各地で目撃記録が増えているんだとか。

飼育ケース内をゆったり泳いでいました。

さあいよいよお待ちかね!

カブトムシとクワガタムシに触れられるタッチコーナーに挑戦!

今回触ることができるのは、カブトムシ、コクワガタ、ノコギリクワガタ、ミヤマクワガタの4種類です。

どこを持てばいいのかな? 生きたカブトムシを自由に触ることができます。

カブトムシの力強さを感じながら、間近でじっくり観察してみよう。

アメ車みたいなミヤマクワガタも。

ケンカはさせちゃダメですよ。

※生きたカブトムシ・クワガタムシの展示は9月中に終了します。

ミュージアムショップには、カブトムシグッズも仲間入り!

生き物グッズ四国屈指の品揃えを誇る、面河山岳博物館のミュージアムショップですが、こちらはおそらく世界初!

カブトムシの「標本作りの最中」をモチーフにした「カブトムシ標本作製中」Tシャツ。

先ほど、学芸員の安田さんも着用していましたね。

カブトムシだけでなく周囲に描かれた道具も、昆虫ファンにはたまらないデザインになっています。

カラーはライトブルー、ブラック、インディゴ、アーミーグリーンの4色。

サイズは130、S、M、Lの4サイズ展開です。

そして、カブトムシTシャツのイラストを手がけているMei工房さんとtodocraft(とどくらふと)さんによる幼虫コースターと、特別展にも作品展示されている「皂莢(さいかち)とサイカチムシ」の作者、石田精雌さん制作の昆虫ポストカード。

ぷにぷにかわいい幼虫。

久万高原産のヒノキが香る「カブトムシ幼虫コースター」で、楽しいティータイムを。

眺めているとストーリーが浮かびそうな繊細な絵柄の昆虫ポストカードは、5枚セットで300円。

うら面には石田精雌さんによる俳句も添えられています。

面河山岳博物館オリジナル商品のカブトムシの缶バッジは、今後も続々入荷予定です。

バッグに付ければいつでも一緒!

セミのアクリルキーリングも各種あり。

なお、会期中アンケートに答えると、抽選で10名様に1,000円相当のミュージアムショップのグッズ詰め合わせが当たりますので、忘れず応募してくださいね。

2階企画展示室入り口前に、用紙と応募箱があります。

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