朝はシジミの味噌汁、晩はシメジのホイル焼き。
疲れない人はオルニチンをたっぷり摂取
「二日酔い」対策に効果的とされるのが、アミノ酸の一種であるオルニチン。アルコール代謝の過程で発生する有害物質、アセトアルデヒドの肝臓での分解を促し、飲み過ぎた翌朝の気持ち悪さを軽くしてくれる。
オルニチンが豊富なことで知られるのがシジミ。さらに、そのシジミの5倍以上も多く含まれているのがシメジだ。こうしたオルニチン効果を期待できる食品は、酒好きばかりではなく、元気で疲れない人もよく口にしているのではないか。
オルニチンは肝臓に働きかけ、アンモニアの分解も促進してくれる。アンモニアも有害な物質で、分解されずに体内に多く残ると、疲れを感じやすくなってしまう。この体の機能から、食事でオルニチンを摂取すれば疲れにくくなる。シジミやシメジがおすすめなのは、酒好きだけではなかったわけだ。
本文は『「疲れない人」の習慣、ぜんぶ集めました。』(青春出版社)より一部抜粋・編集しています。
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書籍紹介
『「疲れない人」の習慣、ぜんぶ集めました。』(青春出版社)
疲れやすい、体がだるい、体が重たい、疲れがとれない……。それほど疲れることをしていないのに、しっかり寝ているのに、慢性的に疲労感を感じている人は少なくありません。同じ仕事をしていても、いつも溌剌としている人と、すぐに疲れて思いっきり仕事ができない人との違いはどこにあるのでしょうか?
本書は、疲れない人の習慣を、食べ方、メンタル、睡眠、ケア、運動、考え方、など、さまざまな側面から紹介します。
配信: クックパッドニュース