注意点は2つ。茎をカットする場所と水を替える頻度
豆苗の再生栽培は誰でも簡単にはじめることができますが、早く確実に再収穫するために覚えておきたいポイントは2つあります。
ひとつめは、茎をカットする時の場所。豆苗の根元の茎をよく観察すると、小さな芽(脇芽)が2つあることがわかります。この脇芽を残してカットするが正解です。子どもの自由研究としてカット位置比較して観察するのも面白いかもしれません。
そしてふたつめは、水の交換頻度。特に夏場は容器内の水温が上がり、豆が腐ったりカビが生えたり藻が発生するといったトラブルが起こりやすい環境ですから、1日に2回以上水を替えるようにしましょう。
すでに私はキッチンで豆苗を育てることが楽しみの一つになっています。無性に癒されて、いつでも豆苗が食べられる幸せを実感中。豆苗を育てる意外に、スパイスや調味料入れもなりますから、その時の気分で用途を変えるのもアリ。さあ、気になる人はぜひ試してみてくださいね。
<文・撮影/食文化研究家 スギアカツキ>
【スギアカツキ】
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12
配信: 女子SPA!
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