イケメンK-POPフェス仕掛け人社長が「ブーム舞台裏と世界野望」を独占激白(上)「私自身、中3までアイドルをしていたんです」

 今年に入って日本では、韓国アーティストをメインにしたK-POPフェスが多く開催されている。おなじみの「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」には、K-POP アーティスト歴代初となるENHYPENが出演となったとか。また、「SUMMER SONIC」、「テレビ朝日ドリームフェスティバル」といったフェスにも、K-POPアーティストが多く出演。他にも、新たに誕生したフェスにもK-POPアーティストが参加し、すべてが盛り上がっている。

 そのひとつが、今年4月21日に福岡の「マリンメッセ福岡」で、7月31日に横浜の「Kアリーナ」で開催された“ユートフェス”こと、UTO FESTだ。今回は、そのフェスを手がけるUTO ENTERTAINMENTの代表であるパク・セヨン氏に、実際にお会いして2回に渡ってお話を伺った。

―まずは、ユートフェスについてお伺いさせてください。

「UTOフェスは基本、年に3回する予定のフェスになるのですが、今年は、4月に福岡。先月末に横浜での公演が終わりました。とても盛り上がりましたので、今後も定期的に開催していくつもりです。すでに発表していますが、次は12月に開催予定なんです」

―日本ではK―POPのフェスが爆誕していますが、今年からスタートさせた理由やきっかけはありますでしょうか?

「私は昔、韓国のアイドル制作をやっていたんです。でも、デビューした後の華やかな世界と並行して、新人アーティストは公演をするまでが大変だということを知りました。もっと言えば、デビューするまでと、デビュー後の両方とも厳しい世界です。さらに私は、中学3年生まで自分自身がアイドルをやっていて、それがあまりうまくいかなかったんです。売れっ子になるのは大変ですし、アイドルの世界ってどこの国においても生易しくない世界です。そこで、私は26歳の時からきっぱりと制作に回りました。ある時、タイの会社とよい出会いがあり、エンタメの世界で何かをやろうとした奮起。でも、それも思うようにいかず、これは自分で興行をやるしかない! と決めたのが、2021年。そこから、ステージ制作の監督、撮影まわりのスタッフと接触して、いいアーティストを集めてコンサートを開くという目的のままに進んでいます。過去、自分がステージに立ったつらい経験と、さらに制作での厳しかった経験があるので、それがうまく作用しています。今後は、アーティストの活動を応援していきたいという思いで、ユートピアの省略であるUTOという名前でフェスライブを開き、多くの方々の楽園を作っていきたいと考えています」

(続きは明日同時刻に配信)

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アサジョ
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