「下の世話を一生やるなんて考えられない!」きっぱり断るも義母の表情が…<頑張り過ぎない介護>

「下の世話を一生やるなんて考えられない!」きっぱり断るも義母の表情が…<頑張り過ぎない介護>

一つ屋根の下で義母と同居しているまる子さん。嫁姑問題や介護の話をメインに自身の体験をマンガにしています。外科医の受診を終えて病院から帰ったまる子さんは、思ってもいなかった結果に、部屋にこもってしばらくぼう然としていました。何も考えられなくなり、泣き疲れていつの間にか寝落ち……。目が覚めてから、とにかく誰かに話を聞いてもらいたいと、ケアマネジャーさんに電話をかけました。ケアマネさんは親身になって話を聞いてくれて、やさしい言葉もかけてくれたのですが、すぐに直腸脱(肛門から直腸が飛び出す病気)の手術ができないとわかり、まだまだ続く先の見えない生活に、まる子さんは絶望していました。


ある日、まる子さんが仕事から帰ると、義母から手術ができないと聞かされていた義姉が、状況を確認するために顔を出してくれていました。義姉が義母から聞いた話を確認したところ、事実とは大きく異なっていたため、まる子さんはもう一度病院で言われたことを義姉に伝えました。そして、自分の体も限界に近づいていることから、義姉が来ているときは義母をお任せして自分の時間を過ごしたいとお願いしたところ、義姉はそれを快諾してくれたのです。

嫁姑バトル勃発……!


就寝前の直腸ケアのため、部屋に向かうと義母がいつものようにつらいアピールをしてきます。


※アノ子…義母の娘、まる子さんの義姉




相変わらず、自分中心に話が進んでいる義母。


※おしり…おしりから飛び出た腸を戻すこと




今日は私も自分の気持ちをハッキリ言うことに!




ついに言ってしまいました……! すると、義母の表情がみるみるうちに変わり……。




ネチネチモードに突入です。




これ以上話していても時間の無駄なので、さくっと切り上げてしまいました。



義母はすかさず電話。おそらく相手は義姉でしょう……。



なんとなく気持ちが不安定になると、私の脳内にはこの音楽が再生されます。今日もまた、しっかり再生されました……。


いつものように、寝る前の直腸ケアのために義母の部屋を訪れると、そこにはすっかり女優と化した義母の姿がありました。「ハァハァしているの」「この状態で手術をするのは無理」と義母は言い、最後に「まる子さんがおしりをやってくれれば、一生最期までそれでいいと思っている」と聞き捨てならない言葉が……。


そこで、直腸のケアはあくまでも手術までの間の責務として我慢をしながらやっていたと伝え、手術をしないのであれば私も今後一切のケアはしないと宣言しました。その瞬間、義母の表情が変わり、ネチネチ攻撃がスタート……。


義母が手術をするかどうか決める権利があるのなら、私にだってストレスMAXな下の世話をするかどうか決める権利はあるはずです。とはいえ、この状況が続くのはあまりよろしくないので、セカンドオピニオンも含めて、早く今後の対応を決めなくてはいけません……。


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介護は家族がやるのが当然と思っている義母は、なんだかんだ言っても最終的にはまる子さんがお世話をしてくれると思っていたのではないでしょうか。今回、ハッキリと意思表示をされたことで、義母の考えに変化が表れることを期待したいですね。


※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。


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著者:マンガ家・イラストレーター まる子

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