2024年8/31開催 子どもの不登校を経験した親たちが主催するイベントだから安心
夏休み最終日、明日から始まる新学期にワクワクしている子もいれば、不安を抱えている子もいると思います。
そこで、しこちゅ~子どもの居場所を考える会musubi-me(ムスビメ)が、学校のことや、子どもの学びについてふらっと立ち寄って話せるムスビメカフェを開催します。
お菓子やドリンクもワンコインで提供されるので、食べたり飲んだりしながら気軽にお話しましょう。
このイベントを主催するムスビメは、四国中央市に拠点を置く3つの子育て支援団体が中心となって、2022年4月に発足しました。
主な活動内容は、学校や不登校に悩む子供や家族への情報提供や、関連団体間の連携・ネットワークづくりです。
情報提供では、相談会や講演会を開催し、ネットワークづくりでは、行政や市外との交流、チラシ作成などを行っています。
ではmusubi-meの母体となっている3つの団体をご紹介しますね。
まずは、不登校・ひきこもりと歩むファミリーの会「シリウス」。
不登校児の親だったママが立ち上げた「不登校・引きこもりで悩んでいる家族を孤立させない」をコンセプトに活動している団体です。
様々な悩みや不安を当事者同士が思いっきり吐き出して、分かち合い、共感できる場として、月に一度お話会を開催。
話すことで心が明るくなり、気が楽になる場所にして欲しいという思いがこめられています。
また、不登校の子どもたちは学校外でも同級生に会うのが気まずく、なかなか楽しい場所に出かけられないということから、「コラージョゆかいな仲間達」として、マルシェやフェスやワークショップなど、子どもたちが楽しめる様々なイベントも主催しています。
続いて「ほっとそっとmama」。
こちらも不登校児の親が立ち上げた団体で、19年前は不登校の親が語り合える場が四国中央市になかったことから、親たちがつながれる居場所づくりとして、2009年に発足しました。
定期的に、不登校児の親の会や青年期の親の会、子どもや若者のための会を開催し、専門家を交えた情報交換会なども行うほか、イベント主催や出店など、精力的に活動中です。
最後に「トーキョーコーヒー」。
聞きなれた響きのこちらは、登校拒否の文字を入れ替えてつくられた名称です。
「問題は子どもの不登校ではなく、大人の無理解」という視点から教育を考え・学び・楽しく活動する場として全国400カ所に拠点があります。
ここ愛媛にも子育て中のママの熱い思いのもと誕生しました。
主には、大人の活動の場・子どもが安心して過ごせる場・教育についての考えをアップデートしていく場として、様々なイベントの開催や放課後子ども教室などの事業を実施しています。
このような、四国中央市の3つの団体と、市民によってムスビメが誕生しました。
語り合う相談会や育児用品のリユース会、小児科医による特別講演も同時開催
そのムスビメが、夏休み最終日に開催するのがムスビメカフェです。
気軽に立ち寄れるようにと、ワンコインのドリンクやおやつも用意されているので、カフェ感覚でぜひふらりといらしてください。
当日は、アドバイスというより対話スタイルの不登校の相談会をメインに、不登校支援・関連団体の情報提供を行います。
また、四国中央病院の小児科医 新野亮治先生による特別講座「小児のこころ」も行われます。
内容は子どものつらさや不登校、起立性調節障害などについて。
講座は10時30分から11時で、11時から質疑応答の時間も設けられているので、専門家に直接聞けるチャンスですね。
ムスビメカフェは予約不要で、参加費も無料なので、ちょっとでも不安を抱えていたら、お好きな時間にぜひお気軽にお立ち寄りください。
ムスビメカフェの方々は、本当に親身に人の悩みに寄り添って、「困っている人の力になりたい」という純粋な思いで活動されているので、そういう人たちとの出会いによって人生が豊かになり、心が明るくなるかもしれませんね。
そんな出会いに期待しつつ、どうか安心して夏休み最終日をお迎えください。
■ ムスビメカフェ
開催日/2024年8月31日(土)
開催時間/10:00~15:00
開催場所/三島公民館
住所/愛媛県四国中央市三島中央3丁目4番21号
駐車場/無料駐車場有
参加費/無料
お問い合わせ/ムスビメ代表 青木(TEL:090-9625-4405)
※ラインでのお問い合わせはこちら/https://lin.ee/MhZUmlP
記事公開日:2024/08/19
配信: イマナニ
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