さすが「すき家」系列! 食品スーパー【ジョイフーズ】赤字拡大でも、この逸品は買う価値あり!


ジョイフーズの看板(写真:サイゾーウーマン)

 牛丼御三家の一角である「すき家」と同じゼンショー系列のスーパーマーケットチェーン「ジョイフーズ」。全体的には好調なスーパーマーケット業界の中で、苦境に立たされている同チェーンの現状を知るべく、グルメライターが店舗を訪れ、惣菜やプライベートブランド商品(以下、PB)を実食してきました。

目次

【ジョイフーズ】売上高2.7%減、赤字拡大

【ジョイフーズ】行ってみた! 「ヤオコー」よりも肉が高め?

PB商品と総菜を実食!

「ロースかつ重」「炭火焼鳥セット」

PB商品「キムチ」「みんなの乳酸菌飲料」「クッキーシュー」

逸品もあるのにアピールしないのはもったいない!

【ジョイフーズ】売上高2.7%減、赤字拡大


「ジョイフーズ」の店舗外観(写真:サイゾーウーマン)

 牛丼チェーン大手の「すき家」などで知られるゼンショーホールディングスの傘下である株式会社ジョイマートが運営するスーパーマーケットチェーン「ジョイフーズ」。埼玉県や千葉県を中心として関東地方5県に26店舗(公式サイトによる)を出店している同チェーンですが、現在その業績が思わしくないようです。

 9日にゼンショーホールディングスが公表した2025年3月期第1四半期の決算短信によると、今年の4月から6月までの営業利益は172億4700万円と、前年比80.1%増と全体的には好調のなかで、「ジョイフーズ」をはじめとしたスーパーマーケットチェーンや、青果販売等を行っている会社などが含まれた「小売り」のセグメントでは、売上高が前年比で2.7%減の190億2900万円となっており、営業損失を4億5000万円計上。前年度の営業損失が3億8500万円であることから、より赤字が増えているという現状が明らかとなっています。

 一般社団法人である全国スーパーマーケット協会の公表している「食品スーパーマーケット月別動向」という資料によれば、2024年6月時点で、スーパーマーケットの既存店に受ける前年同月比は16カ月連続でプラスになっており、業界全体では好調が続く中、苦境に陥っている「ジョイフーズ」。

関連記事: