夫婦喧嘩やカップルの喧嘩の原因としてよく聞くのが、「全部言わないと相手が分かってくれない」というもの。そんな“察して”くれない男性と上手く付き合うには、いったいどうすればよいのでしょうか。
■察することが苦手なのは仕方がない?
女性にとって、相手の気持ちを察して行動するのは当然のことのように思えます。ですが、これは長い歴史の中で生き残るために備わった能力。大昔の男性は、狩りなどに行って食料を取ってくることが役目でした。人と協力することはあっても、1人で行動することも多かったわけです。
そのため、察するという能力が備わらなかったと考えられます。もちろん、察する能力も人それぞれですから、察することができない女性や察することができる男性もいます。ただ、こんな傾向があると知っておくだけでも、イライラは少し減るのではないでしょうか。
■察して欲しいときに取るべき行動は?
相手が察するのが苦手だった場合、どうすればイライラしたり怒りを感じたりせずに済むのでしょうか。答えは簡単です。遠回しに、または直接言うだけ。
「髪型変えてみたけどどう?」「○○しておいてくれたらうれしいな」など、まずは直接的な言葉でして欲しいこと、欲しい言葉を促しましょう。
直接言って反応を返してもらうことに慣れたら、相手も「こういう場面ではこうして欲しいんだな」とパターン認識してくれるようになります。そうなったら「今日はいつもと違うと思わない?」などと、少し遠回しな表現でも伝わる確率が高くなります。
■察してと怒るのは時間の無駄!?
なんだ、そんなことかと思った方もいるかもしれません。ですが、結局これしかないのです。こういう段階を踏むのすら面倒だと思うのなら、察する能力を身に付けた相手を探すしかないですよ!
大山奏(おおやまかなで) 大学で心理学を専攻し心理カウンセリングを学ぶ。心理学を恋愛やライフスタイルに応用して楽しむ方法をいつも考えている。アロマテラピスト、カラーセラピスト、整体師でもある。多くの媒体で恋愛コラム、ハウツーを執筆中。
配信: アサジョ
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