Q1.トイレは毎朝5分がいいと聞くけど、猛暑の時期でも同じ時間で済ませるべき?
■答え:ウソ。3分ほどで済ませましょう
「夏でも毎朝トイレに行くことは大切ですが、夏場は5分は長すぎます。長時間いきむと肛門に負担がかかってしまうので、いきむのは3分を目安にしましょう。
快便へのポイントは、朝ごはんを食べ終えたタイミングでトイレに行くこと。朝、胃に食べ物が入ると、その刺激で大腸の蠕動運動が起こり、腸に溜まっていたものが運ばれ、スッキリ排便につながるわけです。
なので、朝ごはんを食べないままトイレに行ってもあまり意味はありません。夏バテなどでどうしても朝食をとれない日は、朝いちばんに水分を多めにとって腸を刺激してあげましょう」(内藤先生)
Point
・トイレでいきむのは3分を目安に
・朝ごはんを食べ、腸を目覚めさせてからトイレへ行こう
Q2.冷たいものを飲みがちな夏。お腹を温めると腸が整うの?
■答え:ホント。冷えは腸の動きを悪くさせます
「冷えは腸活の天敵です。腸活に励んでいるけど効果が出ないという人は、もしかしたら冷房や冷たいものを摂りすぎていて、お腹が冷えているのかもしれません。
お腹が冷えると、交感神経が優位になり腸の動きが悪くなるため、便秘や下痢といったお腹のトラブルを引き起こしやすいです。それだけでなく、風邪などの体調不良になることも。
お腹を冷やさないためには、白湯を飲むなどインナーケアもいいですが、まずは物理的に温めてあげるのがいちばん。腹巻きやカイロなどで、お腹を冷やさない工夫をしましょう。おすすめなのは、お風呂に浸かりながらの腸のマッサージ。温めながら外的刺激を与えてあげると、より腸が活発に動くようになります。
暑い時期に気を付けたいのは就寝時。冷房をつけて寝ているときも、お腹だけは冷やさないようにふとんをかけて寝るようにしましょう」(内藤先生)
Point
・暑いからといって、冷たいものの摂りすぎは要注意
・マッサージや腹巻などで、夏でもお腹を温めよう
配信: OZmall