①高かった洋服
洋服の厳選は片付けていく中で、筆者も最後まで苦戦したカテゴリー。一番悩んだのは「気に入っていて高かった過去の服」。今ではもう手に取ることはないのに「高かった」「デザインが気に入っている」というだけでなかなか手放せないのです。
実際は「手に取らない」というのがまぎれもない事実であるのに、売ってほとんど値がつかなかったら残念だし勿体ないな…とか、痩せたらまた着れるかも!?とか、子育てが終わったらまた着るかも!なんて理由をつけて取っておいて、あっという間に着ぬまま数年経過…なんてことも。
そんな時筆者は、「実際に着て鏡の前に立ってみる」をやってみました。そうすると、若い時は違和感なかったのに丈が短いと感じたり、どのシーンで着ればいいんだろう?と悩んだり、一見流行りのなさそうなスーツでさえ、デザインが古いかな?と感じたり、ちょっとした「手に取らなかった違和感」に気付けました。
ついつい、処分しようと思うと「損得勘定」が働いてしまいますが、「今手に取っていない」というのが一番の答え。今手に取らない服は今後も活躍する機会は少ないのです。着なくなった服を思い切って手放したら、クローゼットが今着るモノだけのお気に入りの空間になり、気持ちが本当にスッキリしました。
②使いこなせないギフト類
「気持ちは嬉しいけれど、実際使わない…」「いただいたけれど好みじゃなかった」「既に持っている」そんなギフトをいただいた経験は誰しも一度はあるのではないでしょうか?
いただいたものだから捨てたり売ったりしたら相手に悪いという気持ちだったり、新品のキレイな状態だからという理由で、なかなか手放しにくいですよね。
筆者も、過去引出物や結婚祝い等でいただいて使っていないギフトが収納を圧迫していました。やはり手放すのはいただいた相手に悪い…と思っていたのです。
でも、「使わないもの」はやっぱり何年たっても「使わない」ですし、使わず収納の奥に追いやっている状態がよっぽど相手にもモノにも失礼だと思うようになりました。
贈ってくださった相手はなにも、収納を圧迫させたり使わないものを持ち続けて私をモヤモヤ悩ませようと思ってプレゼントしたわけでなく、モノを通して気持ちを伝えて下さったんですよね。
なので、そのお相手の気持ちを受け取ったらもうそれで良いのです。使いたいものはすぐ使い、もし使わないものであれば、お気持ちだけ頂いて本当に必要としている方に渡るようにします。使っていなくても必ずモノは劣化しますから使うにしても使わないにしてもなるべく早めの決断がいいですね。
私は収納を圧迫していた使っていないギフトを全部手放し、空間も心も本当にスッキリしました。
配信: michill(ミチル)