ぜんぶ手仕事で作る、人にやさしいキャンドルのおはなし
私たちは人生で数えきれないほど多くの香りと出会います。
中でも嗅覚は、太古から存在している原始的な感覚器。
五感の中で唯一、本能的な感情をつかさどる場所へダイレクトに届くそうです。
香りを嗅ぐと感情や記憶が鮮明になるのは、古くから私たちと密接な関係があるからかもしれません。
そんな香りと人の関係を研究しながら『日々の暮らしの中に、心豊かな時間を。』をコンセプトにナチュラルホームフレグランスを提供しているApt15(アパートメントフィフティーン)。
厳選された植物由来の原料を使用しながら、ここでしか手に入らない商品を四国中央市にあるスタジオで、店主のカナさんが手仕事で制作されています。
今回は、そんな一度訪れたら忘れられない名店Apt15の商品やルーツをご紹介していきたいと思います。
愛媛の魅力がたくさんつまった「ISHIZUCHI BREEZE」
まずはApt15の今の季節にもぴったりな新商品を一つご紹介。
石鎚山麓のスギやクロモジ、穏やかな瀬戸内の甘夏と青蜜柑を軸にブレンドし、愛媛の香りをイメージして作られた「ISHIZUCHI BREEZE」(¥2,750)というフレグランススプレーです。
ウッディで奥ゆかしい香りは石鎚の豊かな森の中にいるよう、ふんわりと初夏の風にように広がる柑橘の香りは、爽やかな瀬戸内の海のようにも感じます。
中でも石鎚山麓に自生するクロモジは、1年のうち6ヶ月しか蒸留することができず、わずかな精油しかとれない貴重なものだそうです。
カナさんの頭の中で構想を描き始めてから約3年という月日をかけて完成しました。
ラッピングも四国中央市の手漉き和紙を使用しており、優しい風合いが特徴的。
言うならば、愛媛の魅力をこれでもかとつめこんだようなフレグランススプレーです!
さて、こんな素敵な商品、一体どうやって生み出されているのでしょうか!
次は、そんな香りを作り出す店主カナさんについても探っていきたいと思います。
配信: イマナニ