スマホのトラブル事例|中高校生の子供を守るための4つのポイント

スマホのトラブル事例|中高校生の子供を守るための4つのポイント

3、子どもをスマホのトラブルから守るには

子どもをスマホトラブルから守るためには家庭内での指導が大切です。

いくつかの対策をご紹介します。  

(1)スマホ使用のルールを定める

家庭内でスマホ利用のルールを明確に定めましょう。

子どもがスマホを使える時間などを決めることで、スマホへの依存を防げるかもしれません。

その他、場合によっては、スマホのパスワードは保護者と共有し定期的にSNSの内容をチェックすることも検討してもいいでしょう。

SNSからトラブルに発展することが多く、これらのトラブルを防止することにつながります。

利用場所、利用時間の制限や、利用しても良いアプリを親が決めることなども有効です。

そして運用ルールを子どもと共有し、これを守らせるようにしましょう。  

(2)セキュリティアプリ・フィルタリングを利用する

スマホを契約する際にはペアレントコントロールのアプリをインストールし、使えるアプリケーションなどを制限できる場合があります。

むやみにアプリをインストールできてしまうと架空請求やワンクリック詐欺などの被害につながる可能性がありますので、利用できるアプリケーションについて制限をかけることも検討しましょう。

ルーターやスマホのフィルタリング機能を使うことも有効です。

有害サイトなどの閲覧を制限することで健康被害から守れますし、架空請求等からも逃れられることになるでしょう。

さらには、アダルトサイト等にはウィルスが潜んでいる場合もありますので、スマホ自体を外的脅威から守ることにも役立ちます。  

(3)問題が起きたらすぐに相談してもらう

万が一トラブルに巻き込まれた場合には、保護者や学校などにすぐに相談するように子どもに指導しておきましょう。

中高生にもなると自力でなんとかしようと考えてしまいがちです。

親に話したら叱られるという意識も働くことでしょう。

しかし、そのまま放置しても子どもだけでは解決できない悪質なトラブルもたくさんあります。

何かあったらすぐさま対処をしなくてはいけないことを子どもによく言い聞かせて相談してもらうようにしましょう。

4、スマホのトラブルが発生したときの相談先

スマホのトラブルが発生し、保護者でも対応困難なケースやいじめなどのケースでは専門機関に相談することも必要です。

どのような相談機関があるのかをあらかじめチェックしておきましょう。  

(1)学校

もしも、スマホトラブルでいじめや喧嘩などのトラブルに発展したなら学校に相談してください。

クラス内で険悪なムードになっているなら担任に相談してみましょう。

担任の対処に不満がある場合には、学年主任や校長先生に相談してください。

学校としての適切な処置を受けられるでしょう。  

(2)いじめに関する相談窓口

いじめについては地方自治体の児童相談所に相談するという手段もあります。

また、子ども自身が相談したいときにはチャイルドラインに相談してみてもいいでしょう。

18歳までの子ども向けのいじめ相談窓口です。

家庭内のトラブルなどの相談も受け付けています。

チャイルドライン  

(3)ネット依存に関する相談窓口

もしも子どもがネット依存に陥っている疑いがあるなら、ネット依存に関する相談窓口に相談することを検討してみてもいいでしょう。

無料でできるネット依存の診断も可能です。

ネット依存チェックはこちら

通院・治療を行う場合には予約制です。事前に予約をしてから受診してください。

地方独立行政法人 岡山県精神科医療センター

久里浜医療センター|ネット依存治療部門(TIAR)

(4)警察

万が一スマホトラブルで犯罪や詐欺などの被害にあった場合には迷わずに警察に相談することをおすすめします。

下記のサイトではインターネットに関する様々な相談に対する回答が閲覧できます。

トラブルの際にはどのように対処するべきかがわかるかもしれませんのでチェックしてみてもいいでしょう。

その他緊急の相談は迷わずに110番に連絡するか最寄りの警察署に相談してください。

警察庁 インターネット安全・安心相談  

(5)弁護士

誹謗中傷・個人情報の抜き取り・詐欺、いじめなどの問題は、弁護士に相談して法的根拠の下で解決を目指すことも可能です。

ベリーベスト法律事務所では初回相談を無料で行っていますので、今、問題に直面しているという方はぜひ一度相談してみてください。

関連記事: