【献血の日】何歳から“献血”できる? 採血基準&所要時間の目安は?

内閣府政府広報室が、「政府広報オンライン」の公式Xアカウントで献血への協力を呼び掛けています。

献血の対象年齢は?(画像はイメージ)

【画像】意外と知らない? これが“献血”の対象年齢&手順です

 8月21日は「献血の日」です。内閣府政府広報室(以下、内閣府)が、「政府広報オンライン」の公式Xアカウントで献血への協力を呼び掛けています。

「全血献血」「成分献血」の2種類

 内閣府によると、献血の対象者は、採血基準を満たした16歳から69歳までの人だということです。

 献血の種類には、血液の全ての成分を採血する「全血献血」(200ミリリットル献血または400ミリリットル献血)と、血液中の血漿(けっしょう)や血小板だけを採血する「成分献血」(血漿成分献血または血小板成分献血)があり、それぞれ採血基準が異なるということです。

 例えば、年齢や体重のほか、献血前の血圧・脈拍や、献血前に行う血液検査の血色素量(ヘモグロビン濃度)、血小板数(血小板成分献血のみ測定)の数値、過去の献血履歴などが基準として定められているといいます。「全血献血」(400ミリリットル献血)は男性17歳以上、女性18歳以上、成分献血は男女ともに18歳以上の人がそれぞれ対象となります。

 献血の手順は次の通りです。

(1)献血受付
運転免許証やマイナンバーカードなどによる本人確認がある。

(2)質問への回答

(3)健康診断

(4)採血
採血にかかる時間は全血献血の場合、10分から15分程度、成分献血の場合、採血量に応じて40分から1時間半程度。

(5)休憩

(6)献血カードの受け取り

 なお、全国各地の献血ルームや献血バスなどで献血ができるということです。内閣府は「皆さんの善意の献血によって多くの患者さんの命が救われます」とXでコメント。

 その上で、「血液は人工的に作ることができず、長期保存もできません。若い世代をはじめとした、皆さんのご協力をお待ちしています」と、献血への協力を呼び掛けています。

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