唾液の量を増やす
歯周病予防として、他にも唾液の量を増やすことも効果的です。口の中の唾液の量が多いと歯周病の原因である細菌も流れやすく、歯周病予防になります。唾液の量を増やすためには、よく噛む、ガムを噛む、適度な水分補給、リラックス、鼻呼吸があります。ガムや水分は糖を含むと虫歯の原因になるので、糖の入っていないものにしましょう。
不規則な生活習慣を改善する
また、夜は唾液の量が低下するため、就寝前はより丁寧に歯を磨いてください。他にも、タバコや不規則な生活習慣も歯周病のリスクを高めます。特に喫煙者は非喫煙者と比較し約5倍の発症リスクだといわれています。喫煙の影響で口の中は細菌が繁殖しやすい環境になり、歯周病の発症にも気づきにくいです。すでにタバコを吸っている方も禁煙すれば発症リスクを下げられます。また、生活の悪化は免疫力を低下させ、歯周病のみならず他の病気にもかかりやすくなります。生活習慣を見直すことも重要で歯周病予防の基本は、日々のセルフケアの徹底です。丁寧な歯磨きと定期健診できれいな歯を保ちましょう。
配信: 医科歯科健診コラム