暑い季節は、胃腸はなんだかお疲れ気味になるもの。今回は、そんな時に良さげな「三國シェフ」の「納豆ガレット」作ります。ネーミングから気になるこのお料理は、フレンチやイタリアン、和食が融合された“なんとも不思議な”おいしさのガレットなんです。さっぱりした味わいと、素材の旨味の相乗効果が秀逸!納豆や玉ねぎが苦手な人でもペロリと食べられてしまいそう⁉
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フレンチの巨匠が教える本格&手軽なレシピ♪
今回参考にしたのは、フランス料理のシェフ「三國清三」シェフのレシピ。本場フランスから勲章を授与されたこともある三國シェフ。そんなシェフのレシピと聞くと、とんでも難しいのではないかと思ってしまいますよね。でも、YouTubeチャンネル『オテル・ドゥ・ミクニ』で披露されているのは、おしゃれなフレンチレシピも和食とフレンチを融合したレシピも、どれも気軽に作れるんです。そんなレシピの中から今回は、発酵食品で「腸内フローラの環境をととのえる」がテーマだという「納豆ガレット」に挑戦。
三國流“世にも不思議な”「納豆ガレット」に挑戦♪
【材料】(1人前)
納豆…1パック
塩昆布…6g
トマト…1〜2個
新玉ねぎ…20g(※玉ねぎでも可)
オリーブオイル(ぶっかけ用)…小さじ1/2
冷やご飯…200g
卵…1個
乾燥バジル…小さじ1/2
オリーブオイル(ご飯生地用)…小さじ1/2
かつお節…1g
【作り方】
1. トマトを1.5cm角の角切りにする。
2. 新玉ねぎを粗みじん切りにする。
3. ボウルに納豆、塩昆布、1、2、オリーブオイルを入れよく混ぜ合わせる。(混ぜ合わせたら冷蔵庫に入れておく。)
よく混ぜて粘りを出していきましょう。
4. 別のボウルに冷やご飯を入れほぐします。そこに卵を入れ、乾燥バジルを加えてよく混ぜ合わせる。
5. フライパンにオリーブオイル(ご飯生地用)を入れ、強火で温める。温まったら中火にし、4を入れガレットのように丸く広げ形を整えていく。
フッ素樹脂加工のフライパンは強火は使えない場合があるので注意。
6. フライパンをゆすってご飯が動くくらい焼けたらひっくり返し、合計2分ほど焼いたら再びひっくり返す。少し焼いたらひっくり返すを数回繰り返し、最後は強火にし表面がカリッとするまで焼いていく。
三國シェフは1度めにひっくり返す際、崩れてしまっていましたが、その後形を整えれば問題なさそうでした♪失敗しても大丈夫だという安心感と、三國シェフのお茶目さにほっこり♪動画では全部で5回ひっくり返していました。
7. 6をお皿に乗せ、冷蔵庫で冷やしておいた3、かつお節をトッピングしたら完成!
表面カリッと中もち♪クセも抑えて爽やかな味わいに!
彩り豊かな見た目にテンションが上がります♪食べてみると、表面はカリッとしていて香ばしく、中はもちもちしたご飯ガレットの部分。これを噛んでいるとバジルの香りが広がります。トッピングの玉ねぎがシャキシャキでクセも感じず、トマトの酸味と相まって爽やか。納豆の強い香りもなく、おいしい味だけ楽しめる感じ。納豆苦手、玉ねぎ苦手な方でもおいしくいただけそうです。
さっぱりだけど、旨味がすごい!いろんな国の要素がIN♪
さっぱりしていますが、卵のコクや納豆、塩昆布やかつお節など旨味をしっかり感じます。塩やしょうゆなどの味付け調味料は使ってないのにすごい。三國シェフは「フレンチ、イタリアン、日本」が入った料理と言っていました。しかし、ご飯の部分にはチャーハンの要素で中華も感じるし、バジルの風味でちょっとタイも思い出す。た、多国籍!本当に不思議な感覚だけれど、とっても合うんです。トッピングは、お蕎麦や素麺にかけても合いそう。
さっぱりしていて食欲なくても食べられそうな料理でもあって、これで暑い夏も越せると確信しました♪
配信: あたらしい日日
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