携帯料金滞納とブラックリスト入りの条件は? 典型的な4つのケースを解説

携帯料金滞納とブラックリスト入りの条件は? 典型的な4つのケースを解説

3、どのくらい携帯料金の滞納を続けると利用停止になる?

滞納料金をすぐに支払えない場合、どのくらい滞納を続けると利用停止になるのかが気になるところでしょう。

滞納発生から利用停止までの期間は、キャリアによって異なります。

そこで、大手3社について、それぞれ利用停止までの流れをご説明します。

(1)NTTドコモは約1ヶ月後

NTTドコモの場合、まず支払い期限日の翌日にメールで再引き落とし日が通知され、翌月15日に再度の引き落としが行われます。

再引き落とし日にも残高不足で引き落とされなかった場合は、メールで回線停止の予告が通知されるとともに、払い込み用紙が自宅に届けられます。

払い込み用紙に記載された払込期日までに滞納料金を支払わなければ、利用停止となります。

滞納発生から利用停止まで、約1ヶ月です。

(2)auは15日後

auの場合は、支払い期限日の10日後くらいに払い込み用紙付きの催促状が自宅に届きます。

この催促状に最終支払い期限日と、その日までに支払えなければ利用停止となる旨が記載されています。

したがって、催促状に記載された日までに支払わなければ利用停止となります。

滞納発生から利用停止までの日数は、15日です。

(3)ソフトバンクは約2週間後

ソフトバンクの場合は、支払い期限日の約1週間後に「お支払のお願い」という請求書が自宅に届きます。

この請求書に最終支払い期限日と、その日までに支払えなければ利用停止となる旨が記載されています。

したがって、請求書に記載された日までに支払わなければ利用停止となります。

滞納発生から利用停止までの日数は、約2週間です。

4、滞納しないために携帯料金を下げる方法

携帯料金を滞納すると、意外に早く利用停止になってしまうことがおわかりいただけたでしょう。

利用停止になっても、滞納発生から2~3ヶ月以内に滞納料金を支払えば、強制解約は免れることができます。

しかし、そもそも携帯料金が高額だと滞納料金を支払うのも厳しくなるでしょう。

そもそも、滞納しないためには携帯料金を低めに抑えておくことも大切です。

ここでは、携帯料金を下げる方法をご紹介します。

(1)プランを見直して通話料、通信料を下げる

まずは、プランを見直してみましょう。

通話をあまり利用しないのに通話料が高めに設定されていれば、下げるべきです。

スマホなら、通信料を下げることで料金を下げることができます。

滞納しがちなら、多少は通信の利用を控えてでも通信料を下げるべきでしょう。

また、携帯各社では随時、プランが更新されています。

こまめにプランを見直して、改善できるところは改善していきましょう。

(2)格安SIMを使う

大手キャリアの携帯・スマホを使っている方は、格安SIMを検討してみるのがおすすめです。

最近は格安SIMでも使いやすいものが出ていますし、携帯料金を月3,000円程度に抑えることも可能です。

(3)高い端末を買わない

最近のスマホ端末は非常に高額化していて、10万円前後するものもあります。

このような高い端末を分割払いで購入し、数年ごとに買い換えていたのでは負担が重いのも当然です。

安価な機種でも支障なく使える機種はたくさんありますし、人気の機種でも中古品を購入すれば安く抑えることができます。

ショップに勧められるまま、高い端末を買うことはおすすめできません。

(4)オプションを見直す

携帯のオプションや有料サービスを一度利用すると、使わなくなってもそのまま継続してしまいがちです。

使っていないオプションなどの料金を支払い続けるのは無駄なので、オプションを見直すことは必須です。

一度、全てのオプションを解除して、本当に必要なオプションだけを再度つけるのがおすすめです。

(5)無料の通話サービスを使う

最近では、無料の通話アプリもたくさん出ています。

有名なところではLINE、Skype、楽天でんわなどがあります。

通話をよく利用する方は、無料の通話サービスを利用しましょう。

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