子どもがはじめて経済学に触れる本
子どもに経済学を伝えるのに最適な児童書や絵本を紹介します。
マンガでわかる! 10歳からの「経済」のしくみ
子どもが楽しみながら経済の基本を学べる入門書です。マンガ形式で解説し、図式なども多いため、10歳以上の子であれば難しい経済の概念も分かりやすく理解できそうです。
銀行の働きや税金の使われ方、株や投資についてなど、実生活で役立つ知識が盛り込まれており、親子で一緒に学べる一冊です。
マンガでわかる! 10歳からの「経済」のしくみ/「子どもと経済」研究会(メイツ出版)
イラスト学問図鑑 こども経済学
子どもが経済の仕組みを視覚的に学べるイラスト図鑑です。ユーモラスなイラストが豊富に使われた子どもにも分かりやすい解説で、経済学の基本ともいえる経済思想から現代のグローバル経済、近年注目されている行動経済学まで幅広くカバーしています。
子どもが興味を持って楽しく学べる内容で、はじめて経済に触れる一冊として最適です。
こども行動経済学 なぜ行動経済学が必要なのかがわかる本
マーケティングにも通じる行動経済学の基本を、子ども向けに分かりやすく解説した書籍です。買い物や親子関係、バイアスとは?など、子どもが日常生活で直面する状況を例に、行動経済学の理論を具体的に理解できるようになっています。
行動経済学を通じて人間の心理や行動を観察することで、どのように消費者の意思決定が行われ、経済活動に影響を与えるかを考え、学ぶことができます。
こども行動経済学 なぜ行動経済学が必要なのかがわかる本/バウンド(カンゼン)
すてきな相棒! おかね入門
おかねの知識やマナーから、経済のしくみを知りながら、将来の自分を思い描くヒントを得ることができる、ワーク形式で読み進められる一冊です。お金や経済について楽しくポジティブに学ぶことができます。
かわいいキャラクターとともに、子どもが日常生活で使える実用的な知識を身につけられる内容となっています。
レモンをお金にかえる法
レモネードスタンドを舞台に、子どもがビジネスの基本を学ぶ物語です。レモネードの販売を通じて、起業やビジネスの仕組み、収支のバランスや決算について、商品の価値などについて理解を深めることができます。
かわいいイラストの絵本で子どもが主人公のストーリーなので、飽きずに楽しく読み進めながら経済の基本を学ぶことができます。
レモンをお金にかえる法/ルイズ・アームストロング(河出書房新社)
もりにいちばができる
森に開かれた市場で、動物たちが商品を売買するストーリーが展開する絵本です。「とりかえっこ」からはじまる市場での取引を通じて、子どもが自然に経済の基本を理解できる内容となっています。
人気絵本作家、五味太郎さんのカラフルなイラストとわかりやすいストーリーで、子どもが経済に親しみを持つきっかけ作りになるでしょう。
子どもと保護者も生活のなかで経済学を学ぼう
子どもが経済学を学ぶことで、正しい金銭感覚や世の中の仕組みを理解し、将来に役立つ知識とスキルを身につけることができます。
家庭での工夫やWebコンテンツ、児童書や絵本などを活用することで、効果的な学習が可能です。興味を引き出す方法や、具体的な本を活用して、楽しく経済学を学べる環境を整えましょう。
子どもたちがよりよい未来を築くための基盤と未来の社会構築に向けて、親子で楽しく学びながら心と生活の豊かさをサポートしていけるとよいでしょう。
記事転載元:KIDSNA STYLE(株式会社ネクストビート)
配信: ASOPPA!
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