【「新宿野戦病院」第8回】「人殺しじゃろうが殺さん!」小池栄子の啖呵が圧巻!「タイトル回収」指摘のワケ

 小池栄子と仲野太賀がW主演を務める、宮藤官九郎脚本によるドラマ「新宿野戦病院」(フジテレビ系)の第8話が8月21日に放送され、世帯平均視聴率は前話の5.5%から0.7ポイントアップした6.2%だった。

 新宿歌舞伎町にある「聖まごころ病院」が舞台のこの物語。今回は、歌舞伎町内にある雑居ビルで爆発事件が発生。聖まごころ病院に多数の負傷者が運び込まれることになった。

 実は事件が起こったビルのアイドル系コンセプトカフェで働くかえで(田中美久)は、彼女のファンの客・後藤和真(北野秀気)から、ストーカー行為を受けていると訴えていた。歌舞伎町にある交番の警察官・岡本勇太(濱田岳)は、後藤に警告をしていたが、爆発事件を知り愕然とする。そして、後藤が体中に熱傷を負い聖まごころ病院に搬送されたことを確認。しかし、すでに別の病院に搬送されたかえでは“後藤は犯人じゃない”と伝える…。

 今回のストーリーに視聴者からは「タイトル回収。まさに野戦病院」「一気にシリアスになった」「毎回深い問題が織り込まれてて、しつこくなくこちらに考えさせる終わり方にしてあって、クドカンさんやっぱ天才だなと思う」などや、過去、実際に起きた爆発事件を想起する人も少なくなかった。

「後藤の三次救急への搬送を急がせるヨウコ・ニシ・フリーマン(小池)に対し、治療を待っていたコンカフェの店長は『人殺しを助けるのか!』と詰め寄ります。ヨウコは『I’m a doctor ! 被害者じゃろうが、加害者じゃろうが、人殺しじゃろうが、ぜってぇ殺さん!』と啖呵を切ります。結局、後藤は犯人ではなかったのですが、どんな人であろうと、目の前の命を救うというヨウコの意気込みに圧倒された回でした」(テレビ誌ライター)

 次回は、岡本と南舞(橋本 愛)の関係性に変化がありそうな気配。どんな展開が待ち受けているのか楽しみだ。

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アサジョ
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