値段が高すぎるとの声も……【松屋】1,390円チャーシューエッグ丼、実食して残念な気持ちになったワケ


「松屋」の看板(写真:サイゾーウーマン)

 チャーシューの上に目玉焼きを乗せた、シンプルながらもご飯が進むメニュー「チャーシューエッグ」。近頃様々なチェーン店が提供し、人気を集めるこのメニューを、牛丼御三家の一角である「松屋」も13日から「柔厚炙りチャーシューエッグ定食」として提供を開始しましたが、かなり強気な価格設定が話題を呼んでいます。そんな同メニューをグルメライターが店舗を訪れ、実食してきました。

目次

「チャーシューエッグ定食」チェーン店の人気メニューに成長中

【松屋】1,390円「柔厚炙りチャーシューエッグ定食」、値段が高すぎるという声も

1,390円「柔厚炙りチャーシューエッグ定食」実食!

そのまま食べると塩気が強い!

「柔厚炙りチャーシューエッグ定食」来年に期待のワケ

「チャーシューエッグ定食」チェーン店の人気メニューに成長中


「松屋」の外観。今回訪れたのは姉妹ブランドであるとんかつチェーン「松のや」のメニューも提供している店舗(写真:サイゾーウーマン)

 チャーシューに目玉焼きを乗せた「チャーシューエッグ」。一説には、愛媛県今治市にあった中華料理店のまかないとして作られ、現在も現地のB級グルメとして愛されているB級グルメ「焼豚玉子飯」を発祥とするとも言われているこのメニュー。

 以前より一部の定食屋や、いわゆる“町中華”と呼ばれるような中華料理店などで提供され、コアな人気を集めてきました。筆者もかつて会社員として都内で働いていた頃には、かつての築地市場に「とんかつ八千代」「小田保」(現在はともに豊洲へと移転、「小田保」は現在も築地場外に店舗あり)というチャーシューエッグを提供する名店が2つあったことから、時折その味を楽しんでいた記憶があります。

 近年、そんなチャーシューエッグをチェーン店が提供することが多くなり、にわかに注目を集めつつあるようです。

 「大阪王将」などで知られるイートアンドホールディングス系列で、「横濱 一品香」などを運営する株式会社一品香が2020年に東京都千代田区にオープンした「新御茶ノ水 萬龍」では、「チャーシューエッグ」(825円、税込み/以下同)を看板メニューのひとつとして掲げ、行列ができるほどの人気を獲得。

 さらに、今年の4月には「かつや」などで知られるアークランドサービスホールディングス系列で、株式会社トビラダイニングが運営する「肉めし 岡もと」が「チャーシューエッグ定食」(1089円)を期間限定メニューとして提供したところ、各メディアに取り上げられるなど、こちらも人気を集めることになりました。

 その影響か、同チェーンでは現在も「チャーシューエッグ定食」の提供を続けており、メニュー表には「一番人気」と銘打たれているような状況となっています。

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